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6月9日~6月15日 射手座の運勢【ブルータス週間占い】

ちょっといい1週間のために、星の論理を参考にするのも悪くない。占星術師の湊きよひろさんとともに、ブルータスが12星座別週間占いをお届けします。毎週月曜8時更新。今週の射手座(11/23〜12/21生まれ)の星模様は?

fortune telling: Kiyohiro Minato / illustration: Aurélie Garnier / text&edit: Kuroki MOTOKO

6月9日~6月15日の空模様

射手座の羅針盤

自らの情熱に素直になる

週頭、月が自己の内面を指す場所にいます。トーストの上のバターのように、達成感がじゅわ~っと広がっていきます。「続けてきて良かったじゃないか」と自分で自分に拍手。特に半年前に始めたことが何らかの到達点を迎えそう。自分らしさも見つかります。とりわけ、ものを作ることにおいてオリジナリティが浮かび上がるでしょう。

もしピンとこないのなら、それはやり方を変えてみるべきというサイン。満月が自分自身(射手座)のエリアで起こるので、いったん区切りをつけるとき。見直しのタイミングです。

継承を表す場所に、拡大の天体・木星がやってきます。何かを究める一年になる予感がします。今週達成感を得られた対象を、さらに磨いていくのが良いでしょう。しかし、そのときに、キャリアに繋げようと考えないほうがいいかもしれません。「下心」がノイズになって、思い切り楽しめなくなってしまうからです。自分が心から面白い、究めたいと思うものを選んでいくこと。その何かを深めることは、いずれにせよ未来を変える端緒となります。結果が見えるのは少し先ですが、まずは情熱に対して素直になりましょう。

さらにその情熱を人のために燃やせると、ぐんぐん進めそうです。誰かと共有したり、人前で発表したりできるように腕を磨きましょう。その過程で文化的な才能が目覚めることもあり得ます。

全体の空模様

さぁ今週は、射手座で満月が起こります。自分の理想や目指すものがはっきりしてくるタイミング。心は解放感に溢れ、どこまでもまっすぐ進んでいけそうな気分。動けばその分手応えも感じられるとき。もし「いや、暖簾に腕押しだよ」と感じるのなら、手法や、目標設定そのものを変えたほうがいいということ。いずれにせよ、過去の自分に比べてワンステージ上がる週なのです。

特筆すべき天体イベントとしては、木星の蟹座移動もあります。一つの星座に1年とどまる幸運の星の移動は、大きな節目となります。世の中の雰囲気がガラッと変わりそう。どんどん交流を広げていくよりも、「身内を大事にする」「親しい人たちを大事にする」といったことに主眼が置かれるようになるでしょう。ある意味では「守りに入る」時期。同時に、本当に大切な人が誰か気づくときでもあります。

しかし、木星蟹座には牡羊座にいる土星が90度という厳しい角度で繋がってきます。これは数年に一度しか起こらない配置。蟹座の影響で保守的になったところに、「本当にそれでいいのか?」と牡羊座の土星が問いかけてきます。このままでいたいと思っても、それではうまくいかなくなってくるかもしれません。

ただ、葛藤も全て、良い変化のための布石です。安定を手放さなければいけませんが、それは通過儀礼。乗り越えることで、本当に大事にしたいものが見つかります。

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