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3月3日〜3月9日 蠍座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の蠍座(10/24〜11/22生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / text&edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

蠍座の星模様

新風を呼び込む

3日、水星(思考・コミュニケーション)が牡羊座エリアに入り、水瓶座エリアの冥王星(極端さ)とコンタクトすると、家の細々した雑務に追われ、忙しくなりそうです。パートナーや家族をケアすることが必要になるかもしれません。

今週は魚座エリアを運行する太陽と、双子座エリアの木星(成長・拡大)が繋がります。自分がこれから挑戦したいことを仲間や家族に話すと、熱心に応援してくれそうです。自分の喜びが周囲の喜びに繋がる感覚が掴めそうです。家族のためにも頑張ってみよう、と思うかもしれません。

今週から来週13日にかけて、太陽が土星(節度・試練)に近づいていくとここ2~3年抱えていた、クリエイティブにまつわる悩みの解決策が一気に見えてきそうです。思うようにアウトプットできない感覚が消え、手応えが得られるときです。振り返ると、四角四面に物事を捉えすぎていたと気が付きそうです。

また、太陽と土星が運行するこの場所は、恋愛にも関する場所であるため、相手と真剣に向き合えそうです。

牡牛座エリアの天王星(改革)と土星が調和的に繋がっています。どんよりと厚くたれこめていた雲が晴れるように、塞いでいた心が明るくなっていきそうです。新しく人と知り合い、それによって自分の視野が広がると実感するでしょう。

今週の全体の空模様

魂が死なないように

「見てください
僕は踊っているんです
燃え上がる車椅子の上で
肩を揺らしています
ああ、こんなに激烈に

どんな魔法も
秘密もありません
ただ、何ものも僕を
完全に破壊できなかっただけ」
──ハン・ガン「車椅子のダンス」抜粋『引き出しに夕方をしまっておいた』(きむ ふな/斎藤真理子 訳)

3日の夕方、思考やコミュニケーションを司る水星が牡羊座エリアに移動し、冥王星(極端さ)と手を結びます。水星は直前まで魚座エリアで海王星(スピリチュアリティ)と重なっていたため、今週は、寝ぼけている状態から一気に覚醒していくように始まります。急に何かに挑戦したくなりそうです。理由もなく焦りで心がいっぱいになるかもしれません。

今週は魚座エリアを運行する太陽と、双子座エリアの木星(成長・拡大)が激しくぶつかり合います。しかし、木星は魚座の支配星なので、この衝突は“良い刺激”となります。

自分自身や、自分が関わる相手を成長させるためのものを見つけるために、幅広く情報収集していくことができるときです。しかし、その情報は虚実入り交じったもののようです。確認をしっかりしていきましょう。また、実行を尻込みしていたことがあれば、勇気が出てきそうです。

太陽は魚座エリアを進み、土星(試練・社会性)に近づいていきます。占星術では、ある天体が別の天体に近づいていくことを“アプライ”と呼び、距離が縮まるにつれこのアプライの影響も大きく出ると言われています(太陽が土星とぴったり重なるのは、来週13日です)。

今週から来週にかけて、自分の魂に正直になろうという思いがどんどん強まっていきそうです。己の本質に誠実なもの、自分が芯から納得できるものは何か理解が深まり、魂を裏切らない選択ができるでしょう。このタイミングでは損得勘定も蹴り飛ばせます。むしろ、愛する存在のために喜んで自己犠牲的な決断をするかもしれません。自分にも大切な人にも最善を尽くすと、誓いをたてるような雰囲気が満ちています。

2月24日〜3月2日 蠍座の運勢【ブルータス週間占い】

国立科学博物館 広報・連携課長 関根則幸、国立新美術館 広報室長 オエットリ愛子

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