魚座の星模様
こっちの水は甘いぞ
今週は、魚座エリアに太陽、水星(知性)、土星(社会性)、海王星(スピリチュアリティ)が運行しています。27日には月が魚座に入り、28日に魚座新月となります。
魚座エリアに5天体が運行する影響で、運気が上がり、願いも叶いやすく、物事もスムーズに進むかもしれません。誰かにお願い事をするならばチャンスタイムです。
28日の魚座新月から半年後の魚座満月までの期間は、自分の生き方は、自分が納得できていればそれでいいと心の底から思うことがあるかもしれません。世間一般の価値基準にかなっていないものでも、自身にとって心地よく最良の環境を探していけるときです。他者の評価に一喜一憂しないことが大切です。
魚座エリアの土星(責任)と蟹座エリアの火星(欲求・闘志)の影響で、自分らしさを活かして趣味や仕事に勤しみたくなりそうです。クリエイティブな感性が高まり、意欲的に創作活動に取り組んでいけるときです。また、2023年からがんばって続けてきたことがあるのなら、今週、努力が報われそうです。成果を人に見せてみましょう。
新月に厳しい角度でコネクトする双子座エリアの木星(拡大)は、地道で徹底的な鍛錬による目標達成を示しています。目標に向かって本気で、かつ、楽しみながら進めているかを見つめてきます。
新月アファメーションは、「自分らしさを知ることで、生きやすくなること」天に宣誓すると良いでしょう。
今週の全体の空模様
オリジナルの神話を生きる
「口に出そうが出すまいが、物語は願いを聞き、そこに隠された強い感情に引き寄せられる。カール・ユングは自宅のドアの上に『呼ぼうが呼ぶまいが神はやってくる』(ボカトゥス・アトクィ・ノン・ボカトゥス、デウス・アデリット)というモットーを刻んでいる。要するに、感情的な条件がそろい、気持ちが強まれば、変化に対する心の叫びが生じ、口に出そうが出すまいが、その願いが物語や冒険を引き寄せるのだ」
──クリストファー・ボグラー『作家の旅 神話の法則で読み解く物語の構造』
今週28日、強く強く、“明るい未来”を希求する魚座新月が起こります。
社会の仕組みにはめられ、日々労働に勤しむなかで、心を失ってしまう人は多いでしょう。しかし、本当は「今のままでは嫌だ」「直感に従い、のびのびと自由に生きたい」と感じているのであれば、今週、現状を変えるためのシナリオが用意されそうです。
心の奥底で望んでいた変化が現実に起こりやすいとき。ただ、自分の思っていた形で願いが叶うとは限りません。今週から半年間は、トラブルに見舞われやすいでしょう。ただ、それこそが物語を展開させる要素です。一見ネガティブな出会いや出来事も、俯瞰で見ると、希望した方向へ進むために必要なのです。
今週の魚座新月では、天の高い位置に冥王星(運命)が輝き、理想の世界を思い描いています。心を拘束する既存の枠組みからの解放を示唆しているようです。
想像力やスピリチュアリティを動力にして新しいセルフイメージを掴んでいくことができるでしょう。“夢見る力”は、現実を美しく変える力も持っています。サードプレイスに救われるようなこともありそうです。
また、新月には、双子座エリアの木星(成長・拡大)がコネクトし、「誰にもまねできない圧倒的な技能を持てるよう努力せよ!」と叱咤してくれます。
新月のタイミング、東の地平線には“幸福”を示すP・O・F(パート・オブ・フォーチュン)がぴったり重なり、自身の身体を含め、先人から繋いできたものを大事にできているかを問いかけてきます。さらに東の地平線には改革を司る天王星が鎮座し、「アップデートを重ねることで本当に大切なものを守れる」と語っています。
魚座エリアの土星(責任・節度)は、蟹座エリアの火星(欲求・闘志)と調和的に繋がります。未知の可能性を探るのに適した居場所を見つける力が注がれます。夢や憧れを、具体的で実現可能な“目標”にしていけるのかもしれません。
また、新月には、願い事がすでに叶った形で天に宣誓する「アファメーション」が効果があると言われています。各星座ごとにテーマが変わりますが、「柔軟な思考を持ち、どんな自分でいるのかを選ぶ」のは共通します。宣誓を5~10個、便せんや手帳などに書いて意識することで、半年後の魚座満月のときにその宣誓が現実になっているというおまじないです。
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