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2月17日〜2月23日 獅子座の運勢【ブルータス週間占い】

毎週月曜8時更新、占星術師・七嶋ナオさんによる12星座別「ブルータス週間占い」。仕事や人間関係に活かせるアドバイスをロジカルにお届け。今週の獅子座(7/23〜8/22生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / text&edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

獅子座の星模様

怪我の功名

18日、太陽は魚座エリアを運行し始めます。魚座は海王星を支配星に持ち、スピリチュアリティに満ちています。このエッセンスは獅子座にとって、先祖や伝統、継承を意味する場所と関連し、自力ではどうしようもない場面で助け舟を出してくれる目に見えない守護的な存在を示しています。前世や、魂の強い繋がりを感じるような出来事もあるかもしれません。

18日から約1カ月、太陽が魚座エリアを運行する期間は、お墓参りに行ったり、血縁のように深い縁を感じる人と過ごしたり、伝統的なものに触れたりすることをおすすめします。

今週は、魚座エリアを運行する土星(試練・宿題)と、蟹座エリアでステーション(留)になる火星(欲求・闘争心)が繋がります。火星は、獅子座にとって、無意識や、目に見えない敵(自己のコンプレックス)を意味する場所にいます。

そのため、心の奥深くに置いてきぼりにしている怒りの感情や不満を、メンターに導かれながらすっきりさせることができそうです。

18日、月は獅子座と同じ固定宮である蠍座エリアを運行し、水瓶座エリアの冥王星(極端さ)と激しくぶつかります。家の中でアクシデントが起こりやすいタイミングです。何もないに越したことはないですが、もし怪我などネガティブなことに見舞われたとしても、結果として良い変化に結びつくでしょう。

今週の全体の空模様

信じる力のもたらすもの

「ヨブは更に言葉をついで主張した。
わたしの権利を取り上げる神にかけて
わたしの魂を苦しめる全能者にかけて
わたしは誓う。
神の息吹がまだわたしの鼻にあり
わたしの息がまだ残っているかぎり
この唇は決して不正を語らず
この舌は決して欺きを言わない、と」
──「ヨブ記」

18日、太陽は魚座エリアを運行し始めます。魚座のエッセンスはスピリチュアリティをもたらし、目に見えるものも、見えないものも肯定します。現実の世界の何にも拘泥せず、ありとあらゆる可能性を許容し、善と悪、男と女、光と闇といった二項対立もないものにしていく力に満ちているのです。

また、魂のレベルから信じる“大いなるもの”に全てを捧げてしまう、強力な信仰心も魚座的なものと言えます。

今週、蟹座エリアの火星(意欲・闘争)は、週明けに順行に戻る直前のステーション(留)となります。火星はその場に立ち止まり、その熱で周囲を焼き焦がしていきます。この火星と魚座エリアの土星(試練)が繋がり、“大いなるもの”を信じる力が暴走しやすいときです。

自分と同じものを信じる人だけが正しく、他の人間は排除しても構わないという流れが暴力につながるかもしれません。大義や信念のためには命も惜しまないという人も現れそうです。

今週18日、月はしっとりとした水のエレメントである蠍座エリアを運行し、水瓶座エリアの冥王星(極端さ)と激しくぶつかります。この日は、白か黒か、0か100か、といった極端な議論に陥りやすいでしょう。

19日、月は蠍座エリアにあり、火星と土星との3天体で調和的に繋がっていきます。精神的なものに対して目が向き、共感能力が高まりそうです。

20日には、月は海王星魚座と仲良く手を繋ぎ、天王星牡牛座とは対向しながら、人々に直感力を与えます。そこからさらに、21日に自由と勇気を持つ火のエレメントの射手座エリアに移ります。

月は太陽魚座と殴り合い、金星牡羊座(真っすぐな愛)と調和的にコネクトし、さらに木星双子座(知的探求心)と向かい合っていきます。同調圧力を避け、自分一人で楽しめることに没頭したくなりそうです。

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