蟹座の羅針盤
理想の自分に向かって進む
週の初め、蟹座にとって内省の部屋となる双子座に月がいます。緊張感から解放され、リラックスしたスタートとなるしょう。ただし、ほどなくして仕事での課題や責任と向き合う場面が訪れます。プライベートではのんびりとした気分ですが、キャリアの部屋にあたる牡羊座で土星(責任)と火星(意欲)が重なるので、仕事に邁進したくなりそうです。
土星の差配により、甘い考えは一切許されない、シビアな状況が待っています。とはいえ、プレッシャーがどこか心地よくも感じるでしょう。「もう進むしかない」と覚悟が芽生え、潔く自分自身を信じることができます。
茨の奥に見えるのは、目指すべき理想の自分。24日は、将来の部屋を意味する牡牛座で金星(喜び)と天王星(改革)が重なり、将来像をくっきりと描き直します。それだけでなく、そこへ至るために手放すべきものや乗り越えるべき課題も教えてくれる星回りです。臆せず進めば、運も味方してくれるはず。
太陽や金星が在住する牡牛座は、蟹座にとってはコミュニティを意味する部屋でもあります。誰かに少しだけ本音を話してみると、心のつながりが生まれるでしょう。自分がどんな人間かを見せるのは少し勇気がいることですが、思い切って自己開示してみれば、予想もしなかったつながりを広げられるでしょう。
全体の空模様
25日に、天王星(改革)の双子座入りを控えた今週、時代が大きく変わっていこうとしています。今週以降、外惑星(土星、天王星、海王星、冥王星)がすべて、風もしくは火のエレメントのサイン(星座)に在住することとなります。物質的な価値を重視し、組織の枠組みを優先していた「土の時代」が終わります。かたちのないものが主役で、個人個人の才能が花開く「風の時代」が始まるのです。
天王星は、まるでブルドーザーのように「今そこにあるもの」を薙ぎ倒していく天体。今週は、社会の進化に対応するための変動が押し寄せてきます。
最も顕著なのは、双子座が司るコミュニケーション分野における、革命的な変化です。新たなツールが生まれたり、AIが日常の相談相手としてより身近になったりと、技術革新によるものが目立つでしょう。
ただ、土曜日まで天王星は牡牛座にいて、そこに金星(喜び)が重なります。牡牛座が象徴するのは、手触りのあるものの尊さや伝統。今週、それらが注目されるタイミングがありそうです。これは、世の中の価値観が切り替わる前の最後の振り返り。積み重ねてきた歴史の厚みが照らされ、評価されるでしょう。ただし、懐かしんでいる暇もなく時代は進んでいきそうです。
しかも、今週は牡牛座に入ったばかりの太陽に冥王星が90度の角度でぶつかります。冥王星は破壊と想像を司るので、この配置は、これまでの生活様式を問い直してくるものです。電子決済のみのお店が増える、インターネットの規格が変わるなど、生活に密着した変化も多そうです。

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