木葉猿の窯元作る干支の午
熊本を代表する郷土玩具の「木葉猿」は、猿をかたどった素焼きの土人形で、約1300年もの歴史を持ちます。
その起源は723年、「虎(こ)の歯の里」に住んでいた都の落人が、夢枕に立った老人のお告げに従い、木葉山の赤土で祭器を作ったことに始まると伝えられています。
残った粘土を投げたところ、それが猿に化けたという伝説が由来となっています。

その木葉猿の技法を生かして作られているのが、この干支人形です。多くの愛好家たちの強い要望から生まれ、約40年にわたり作り続けられてきました。
木葉猿に通じる白・青・赤を基調とした素朴な色合いと、土の質感を生かした造形が特徴です。中でも午の干支人形は、長年デザインを変えずに受け継がれてきた、普遍的な愛らしさが魅力の一体です。
