双子座の羅針盤
人との繋がりを考える
双子座にとって内省の部屋にあたる牡牛座で上弦の月が起こります。これは、内なる目覚めを示すもの。他者と繋がるために自分がどうあるべきか、見えてくるタイミングです。
上弦の月には、冥王星(運命)と、水星(コミュニケーション)・金星(喜び)がそれぞれ90度でぶつかってきています。今のままの自分を肯定し、ひたすら前に進む覚悟が決まるときとなります。
海王星(夢、理想)が移動する牡羊座は、双子座から見るとコミュニティの部屋にあたります。今週は、人間関係の再定義を始めることにもなりそうです。自分にとって人との繋がりはどんな意味を持つのか、改めて気づきがありそうです。緊密でなくても、節目節目に「最近どう?」と連絡を取ったり、少し気になることを質問できたりする関係が心地よいかもしれません。そう思えたら、次はどんな人との交流を持ちたいかに意識が行くでしょう。
行動範囲を広げ、普段は足を運ばない街に出掛けてみると、星々が新たな出会いと学びを与えてくれます。ただ、海王星が牡羊座にいるときは、理想が高くなりがちに。夢を広げるのは良いですが、非現実的な目標を掲げないようには気をつけましょう。無鉄砲は禁物です。
全体の空模様
今週頭に、牡牛座で上弦の月が起こります。これは、変わりゆく世界の流れが目に見える形を取っていく様子を示しています。今起こっている変化は、海王星の移動の影響を大きく受けたものです。
夢や無意識を司る海王星は、実に165年ぶりに牡羊座に入ります。12星座の最初のサイン(星座)である牡羊座に海王星が戻ってくるこの動きは、リセットやリスタートを意味するもの。1861年から続いていた概念や人間共通無意識が一旦なくなり、既存の境界線は消えていき、社会が見上げる理想の形が変わっていく予感がします。
海王星には流行という象意もあり、今週から、牡羊座的なものが世間で話題になったり愛されたりし始めます。牡羊座はアイデンティティを強く持つサイン(星座)。一本芯の通ったコンセプトの商品や、個人が発信するコンテンツが流行りそうです。
トレンドの担い手が多く出てきて、競争も激しくなっていくとき。牡羊座らしいサバイバル能力も試されます。海王星の後に牡羊座に入る土星(課題)の影響もあいまって、信念や実力のない人は淘汰されていくでしょう。
海王星牡羊座期は、言うなれば個人商店の乱立ターム。社会のなかでそれぞれのカラーを押し出していくことが、ますます重要になっていきます。ただ、そこに社会貢献の視点を取り入れていけるかが肝心です。自分の力で道を切り開いていかなければいけない時代ですが、それがどこかで誰かの役に立つものかどうかを、星々が問うてきます。

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