いつまで経っても、気持ちは出会った頃のままで。プロデューサー・connieが語る〈Negicco〉

アイドルの在り方が変わるように、アイドルを支える側の視点もユニークに変化している。新時代のグループを作り上げる名プロデューサーたちは、今のシーンをどのように捉え、どのようなアイドル像を目指しているのか。〈Negicco〉の音楽プロデューサーであり、最古参のファンでもあるconnieに話を聞いた。

text: Masae Wako

いつまで経っても、気持ちは出会った頃のままで

「始まりは2003年。新潟でのデビューライブを観て、地元にもこんなにカッコいいアイドルがいるんだと、ファンにならずにはいられなかった。ひたむきに夢を追う姿がキラキラと輝いて見えたんです」

そう語るのは、Negiccoの音楽プロデューサーであり、最古参のファンでもあるconnieだ。楽曲「トキメキ☆マイドリーム」を提供して以来、ディレクター、マネージャーと力を合わせ、家族のように3人を育て見守ってきた。

「アイドル全盛期の当時、ローカルにいながら全国区で注目してもらえた理由の一つは、洋楽をルーツとした音楽性だったと思います」

connieが自ら作る曲以外にも、小西康陽や田島貴男、西寺郷太ら錚々たるミュージシャンに楽曲制作を依頼。メンバーより年上の渋谷系を聴いて育った世代からも支持された。

そんな彼女たちは現在30代。3人とも結婚、出産を経て活動を続け、ファンもその変化を柔軟に受け入れている。家族を持ち、母となってからもステージで歌い踊る新しいアイドル像に、共感し勇気づけられる女性ファンも増えているそうだ。

Negicco
Negicco(左からKaede、Nao☆、Megu)を温かく見守るマネージャーの熊倉維仁と。

「3人が望む限りは、地元で長く活動できる環境を作る。僕らスタッフはその覚悟を共有してきたんです。14年にオリコン5位の実績を築いた後は、全力モードから、穏やかな活動へシフト。目標だった武道館は目指すことをやめ、個々のソロ活動も始めました。頑張りすぎて〈Negicco〉らしさを失うより、全員が無理なく続けられる道を選んだんです」

今でも「トキメキ☆マイドリーム」の時と同じ気持ちだと言うconnie。その楽曲は、3人を優しく励まし続けるラブレターだ。

「僕は、あるアニメでアイドルが語る“観てくれた人がステキな明日を迎えられるような、そんなステージにしたいです”というセリフが大好きで。3人はまさに、ファンに素敵な明日をもたらす存在。共に成長してきたパートナーとして感謝も尊敬もしているし、年を重ねた姿が新たな〈Negicco〉になると信じています」

connieが選ぶ1曲

「おにぎりハウスのうた」/Negicco
小西康陽が楽曲提供したTeNYテレビ新潟の番組テーマ曲。「金曜日の夜7時に、電波に乗って小西さんの曲が、〈Negicco〉の歌声が新潟中の空から降り注ぐなんて最高!テレビを観ながら家族と過ごす週末も素晴らしいです」

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