服に刻まれる、自分だけの履歴。フォトグラファー・E-WAX

服や小物にできた穴や傷を、直すか直さないか。どちらを選ぶかでモノの表情は変わる。自分らしくリペアして楽しむ道もあれば、あえて手を加えずに愛着を残す方法もまた然り。その選択に、フォトグラファー・E-WAXさんの美意識や価値観が浮かび上がる。

photo: Yoshio Kato / text: Minori Okajima

絵を描くように直す、リペアはまるで自己表現

E-WAXさんが長年着ている〈パタゴニア〉のウェアは、過去さまざまな手法でリペアを加えてきたのだという。

「カシミヤニットは冬の寝間着で、気づけばこすれて色々なところに穴が開いてしまって。せっかく補修するならと、オレンジ色の手縫い糸で脇部分をかがりました。ウィンドブレーカーは補強テープで穴を塞ぎ、さらにハンドペイントを加えて自分仕様にアレンジ。

ポロシャツは、先輩とアメリカに旅行へ行った時にスリフトストアで買っていただいた思い出の品。一番上のピースマークのボタンは購入時から付いていて、下の2つもそのノリで自分で付け足しました」

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