カルチャーの交差点、ロフトグループの革命
ライブハウスは、演者と観客の偏愛が交歓する濃密な空間だ。マスコミに取り上げられないニッチなバンドや駆け出しの新人に金を払うのは音楽偏愛の最たる形。急進的な表現や最新鋭の音楽は、ライブハウスから生まれる。
パンク黎明期の〈新宿ロフト〉は異端児たちの巣窟で、スターリンの遠藤ミチロウや汚物を撒く非常階段らが登場。タブーなき表現の場は〈ロフトプラスワン〉にも継承され、封じられた主張を解き放った。それが日本のトーク文化を促したと自負している。
text: Yu Hirano / edit: Mo-Green