射手座の羅針盤
荷物を降ろして進む
週初め、月が射手座にとって内省の部屋にあたる蠍座にいます。そのため、どんどん前進するというよりも、「自分の道は間違っていないか」と自問や迷いと向き合う時間が増えるでしょう。
木星(幸運)は、射手座から見て深い変容を表す部屋、蟹座で逆行を終えます。この配置も、心の奥底にある思いを直視するように促してきます。そのプロセスの中で、自分にはないと思っていた資質や能力が、実は育っていたと気づくのです。
ただ、才能の磨き方については検証した方が良さそうです。今週は、長剣を作るつもりで鉄を叩いていたら短剣になりそうだと気づくように、作っているものの微調整が必要だとわかるタイミング。しかし、微調整はこれまで鍛えてきたものの否定ではありません。得意分野を伸ばしきるためのステップです。
一方で、蟹座での木星の逆行終了は、深い関係性や、「いて当たり前」と思っていた存在への甘えを浮き彫りにします。そうした甘えや依存は、自分が進んでいく上で重荷になっていることが多々あります。今週、自エリア(射手座)での下弦の月の力で、それを手放すきっかけをつかみましょう。
居場所を示す部屋、魚座に天体が集中しているので、家庭や地元コミュニティなども、少し重く感じられることがあるかもしれません。きちんと未来に進むためにそれら手放していくときです。持ち物は、本当に大切な武器さえあればいいのです。
全体の空模様
昨年の11月から続いていた木星の逆行がとうとう終了します。木星がいるのは、基盤を示す部屋である蟹座。逆行を終える直前に水星(思考)が木星(拡張)と120度でつながります。魚座に在住している水星逆行の影響も受け、ここで過去を振り返り、一気にセンチメンタルになる瞬間が訪れます。
昭和のカルチャーがトレンドになるなど、過去を肯定しながらドラマティックに回帰していく現象が起きそうです。けれど、この振り返りは、もうその地点には戻れないと再認識するためのステップでもあります。木星逆行終了が示唆するのは、本当に大切なものに気づき、それを抱いて成熟していくための「大人の階段」なのです。
新しい時代に向かうことは、戻れない過去を直視することと表裏一体。今週は、次のステージに何を持っていきたいか、選び取っていく週でもあります。昔からある慣習や制度の見直しも起こるでしょう。
それと同時に、「人と手を取り合う」という蟹座らしいムードが強まります。個人が思い思いに振る舞うよりもグループで活動する方が実り多い時期となるかもしれません。チームを作って進むことの良さが実感されるときとなります。

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