天秤座の羅針盤
視野を広げる
天秤座にとって深いつながりを示す部屋、牡牛座に太陽が入ります。これまで親しかった人との関係がより深まっていきそうです。その一方で、対人関係の部屋である牡羊座で、火星(意欲)と土星(責任)が重なるため、「誰と関わるべきか」が明確に見えてきます。実際に、友人や知人で、少し距離を置く相手も出てくるでしょう。
しかしそれは、感情的に断ち切るというよりも、冷静でドライな判断によるもの。たとえ長く続いた関係であっても、我慢の蓄積に気づいたらあっさりと別れを告げるケースもありそうです。人によっては、結婚やパートナーシップのあり方そのものを見直すきっかけも、今週生まれそうです。
ただ、「気は合うけれど価値観が違う」という人もいます。そうした相手をどう受け入れるかという課題が、土星から与えられていると考えましょう。自分の器を広げるチャンスにもなります。
また、決断をするときは直感を大切に。牡牛座には金星もまたたいていて、すでに自分の中には確かな価値基準が育っていると知らせてくれます
日曜日に天王星(改革)が牡牛座から双子座へ移ると、視野が一気に広がります。突然大海原に出て、自分がいた島が小さく見えるようなイメージ。新しい世界を探検しながら、考え方や感覚をどんどん更新していくときとなるでしょう。
全体の空模様
25日に、天王星(改革)の双子座入りを控えた今週、時代が大きく変わっていこうとしています。今週以降、外惑星(土星、天王星、海王星、冥王星)がすべて、風もしくは火のエレメントのサイン(星座)に在住することとなります。物質的な価値を重視し、組織の枠組みを優先していた「土の時代」が終わります。かたちのないものが主役で、個人個人の才能が花開く「風の時代」が始まるのです。
天王星は、まるでブルドーザーのように「今そこにあるもの」を薙ぎ倒していく天体。今週は、社会の進化に対応するための変動が押し寄せてきます。
最も顕著なのは、双子座が司るコミュニケーション分野における、革命的な変化です。新たなツールが生まれたり、AIが日常の相談相手としてより身近になったりと、技術革新によるものが目立つでしょう。
ただ、土曜日まで天王星は牡牛座にいて、そこに金星(喜び)が重なります。牡牛座が象徴するのは、手触りのあるものの尊さや伝統。今週、それらが注目されるタイミングがありそうです。これは、世の中の価値観が切り替わる前の最後の振り返り。積み重ねてきた歴史の厚みが照らされ、評価されるでしょう。ただし、懐かしんでいる暇もなく時代は進んでいきそうです。
しかも、今週は牡牛座に入ったばかりの太陽に冥王星が90度の角度でぶつかります。冥王星は破壊と想像を司るので、この配置は、これまでの生活様式を問い直してくるものです。電子決済のみのお店が増える、インターネットの規格が変わるなど、生活に密着した変化も多そうです。

TATRAS「BE BRAVE」