燃え殻、長谷川あかり、青山フォール勝ちに聞く「全国また行きたい酒場。」

一度訪ねたら忘れられない、また行きたいローカル酒場を教えてください!燃え殻さん、長谷川あかりさん、青山フォール勝ちさんにアンケートを敢行し、東京以外の町で出会ったメモリアルな店へ。

本記事は、BRUTUS「おいしい酒場の旅。」(2026年4月15日発売)から特別公開中。詳しくはこちら

illustration: Daiki Kosaka / text: Neo Iida, BRUTUS

燃え殻(小説家、エッセイスト)

仙台〈夜ノ焼魚 ちょーちょむすび〉

仙台に行くと言ったら、編集者から「絶対ここの店に行ってみてください!」と念押しされた店。焼き魚は脂がのっていて旨い。特にニシンがオススメ。お刺し身もまた素晴らしくて、人生ベストオブお刺し身3点盛りがあります。日本酒も充実していて、迷ってしまうはず。

酒田〈久村の酒場〉

作家の戌井昭人さんから教えてもらったお店。ショーケースに入った料理を選べるのが面白い。よって、カウンター席に。いかのゲソと厚揚げのセットが癖になる。餃子、豚の角煮、山菜の天ぷらもおいしいが、実はピザも。酒場というものをイメージした時のすべてが備わった店だと思う。

那覇〈カラカラとちぶぐゎ~〉

泡盛がそれほど得意じゃないという人こそオススメのお店。お造り、イカスミにぎり、海老の石垣島ラー油炒めあたりを頼んで、それに合うオススメの泡盛を教えてもらえば、そのおいしさに開眼するはず。店内は沖縄っぽい賑やかさとは無縁。一人でふらっと行っても、居心地よし。

〈カラカラとちぶぐゎ〜〉では、古酒を甕(かめ)で貯蔵し熟成。常に100種類以上の泡盛が揃う。店主夫妻は泡盛マイスター。

長谷川あかり(料理家、管理栄養士)

金沢〈広坂ハイボール〉

種類豊富な個性派ハイボール、そして季節のフルーツパフェとカクテルのクオリティが高い。甘いカクテルとぴりっと辛口なハイボールを交互に飲むのもいい。近江町市場の素材を使ったつまみが並び、眺めながら飲めるメニューです。オーセンティックバーの風格がありつつ、懐が深い。

志摩〈海の食堂 大家族〉

土地のおいしい食材を堪能できるお店。予算を伝えて、お任せで料理を出してもらうスタイル。東京の値段感覚で予算を伝えると、驚くほどの量が出てくるので、3,000円程度でお願いするのがちょうどいい。次々と運ばれてくる海の幸を、瓶ビールを傾けながら心ゆくまで楽しみます。

生わかめの食感と磯の香りがたまらない、〈海の食堂 大家族〉の生わかめしゃぶしゃぶ。特製の酢味噌につけて。

京都〈一品料理 高倉〉

季節の小料理がずらりと並び、どれもだしや薬味の使い方が素晴らしいです。少しずつ多種類を注文し、自分のペースで季節を味わい尽くします。隠れ家的な店構えで、ゆっくりと飲むのに適した落ち着いた大人の雰囲気。事前に予約をしてから訪問するのが確実。

青山フォール勝ち(お笑い芸人)

大阪〈ホルモン・ジビエ 明星〉

なんばグランド花月の出番後に飲み歩くなら1軒目はここ。ジビエの立ち飲みは珍しいし、目の前の鉄板でジューッと焼いてくれるのがいいんですよ。稀少な松阪牛のホルモンからイノシシ、ラム肉、エゾシカと種類も豊富。カンガルーのヒレ肉もおいしかったなー。

松江〈以呂波〉

地元の島根は海鮮も鶏もおいしくて、地の味が楽しめるのが〈以呂波〉。店主が同級生で、「島根でおいしいとこある?」って聞かれたら絶対ここ。なんでもあるし鶏飯がめちゃくちゃ旨いんです。ご飯にそぼろと卵焼きと照り焼きがのっている三色丼で、島根の締めはこれで決まりです。

福岡〈第三共進丸

市場が近いから魚がおいしい。イカは最初刺しで、ゲソは天ぷらで食べました。ここ、焼酎の瓶がバーッと並んでてセルフで割って1杯100円なんですよ。割り物は別料金。お会計が申告制で覚えてられない人には紙とペンを渡してるんですけど、俺は全員書かせた方がいいと思ってます。

“船長”こと店主が料理に専念するために始まった〈第三共進丸〉の自己申告制。九州の芋焼酎、麦焼酎、米焼酎が。

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