「私もアイドルの概念をももクロに壊された一人」
「アイドルは20代のうちに卒業」。今もなお女性アイドル界に漂うそんなムードを、最前線で打破してしまったグループがいる。2008年の結成当初から、“らしくないアイドル”の道を邁進(まいしん)してきたももいろクローバーZだ。
12歳でグループに加入した“あーりん”こと佐々木彩夏さんは「私もアイドルの概念をももクロに壊された一人」と笑う。
「当時の私は、恋愛禁止でプライベートが見えない普通のアイドルに憧れていたんです。だけど、マネージャーの方針でアイドルらしくない活動をする中、だからこそ応援してくれるファンがいることに気づいて。そういう経験を積み上げるうちに、ファンの方々と一緒に作り上げてきた“あーりんらしさ”を楽しめるようにもなり、今は“職業:プロ・アイドル”って感じですかね。
だから最近はオフの自分を隠そうとも思わなくなりました。そもそもSNSがこれだけ発達してしまったら、そんなの無理ですし。ライブで“ももクロのあーりん”としてしっかり活動していれば、オフの私も受け入れてもらえるはず。それはここまでやってきたからこそ得られた自信ですね」
そんな今、佐々木さんがももクロとして掲げる目標は「アイドルの寿命を延ばすこと」だという。
「私たちが正解だとは思わないですけど、一つの例として“こういうのもあり”っていうのを残せたらいいなと。ファンのみんなもそれに賛同してくれてるっていう実感がすごくあります」
