Eat 2026.4.1 Eat 2026.4.1 クッキー名人アンポーンおばさんに会える。通いたくなるバンコクの菓子店〈アンポーン・ベーカリー〉 民家の軒下のような飾り気のないお菓子屋さん。あまりの素っ気なさに気になって、話しがてらに渡された焼きたてのクッキーを一口。どこか懐かしく素朴な味わいながら、塩が効いたサクホロ食感。なんだ、このクセになるおいしさは……⁉と覚醒。その味が忘れられず、後日改めて話を聞いた。 photo: Satomi Matsui / text & edit: Chinami Hirahara 「その日の販売分は、当日に焼いて売り切ります」と、製造から販売までたった一人でこなすアンポーンさん。クッキーは1袋60฿~と安価ながら、マーガリンではなく高品質のバターをたっぷり使う。いい塩梅の塩っ気は、驚くことに使用しているバターのもののみ。 砕いたアーモンドを練り込み、オーツとカシューナッツで飾った、オーツアーモンドクッキー70฿。香ばしい味わい。バニラとチョコレートのマーブルクッキー60฿も絶妙な塩加減。チョコチップがたっぷり入ったチョコチップクッキー70฿。ふわふわ生地に甘さ控えめのクリームを挟んだミニロールケーキはなんと15฿。 「コストはかかるけれど、おいしいものを食べてほしいんです」。このクッキーとアンポーンさんに会いに、バンコクに通いたい。 路上から、お菓子を焼き上げる様子も見える。しっとり食感のバナナケーキ20฿は、優しい甘さ。「包装は簡素。できるだけコストを下げて安く提供したいし、ゴミも減らしたいですから」。柔らかな笑顔の店主・アンポーンさん。 SHARE ON URL Copied! No.1051 大森元貴の、頭の中。 4月1日発売 1000円 最新号をチェック FEATURED MOVIES おすすめ動画 【WELL-MADE 定番の一歩先行くマスターピース。】神保町のセレクトショップ〈max’s Tokyo〉の店主が語る“WELL-MADE”なもの。 2026.03.16 3月16日発売「WELL-MADE 定番の一歩先行くマスターピース。」をダイジェストで紹介。 2026.03.16 BRUTUSOFFICIAL SNS ブルータス公式SNS