エリア別に知っておきたい。通いたくなるタイ・バンコクのローカル食堂 〜シーロム編〜

国内外の銀行や企業、世界10ヵ国以上の大使館が集まる、バンコクの経済を動かす中心地。日中はビシッとスーツでキメたビジネスパーソンが行き交うが、夜になると雰囲気は一変、妖しげなネオン瞬く一大ナイトスポットへ変身。世界中からの観光客が集まる。

photo: Satomi Matsui / text & supervision: Chinami Hirahara / text: Yasue Chiba / coordination: Mai, Nudee, Way

ビジネス街で北タイへトリップできる

Sip Song Banna Noodle House

バンコク〈クイッティアオ・シップソーン・パンナー〉カレースープ

北タイ名物のカレー麺、カオソーイの専門店。レッドカレーペーストに新鮮なココナッツミルクを加え、スパイス香る辛さ控えめのカレースープ。タイ最北の町・メーサイから仕入れた卵麺。そして、揚げ麺と、3時間煮込んだチキン。これらが一つになったカオソーイガイ(写真)50฿が一番の人気メニュー。トマトスープベースの麺料理・ナムニャオ50฿も美味。

手作り豆花をのせた新感覚ピリ辛中華麺

Apollo

バンコク〈アポロ〉米麺・豆漿豆花麺

「祖母がかつて営んでいた店の豆花(トウファ)を再び食べたい」とオーナーのケークさんが2022年に創業。自家製豆乳を使い、伝統製法で手作りする豆花。その魅力を丸ごと味わうなら、豆花、甘辛い豚挽き肉、高菜をトッピングし、豚骨ベースの豆乳スープで味わう米麺・豆漿豆花麺(写真手前)115฿がお薦め。メインにシュウマイと豆乳のセット40฿をプラスすればお腹も満足。

こってりスープに鎮座する肉厚フカヒレ

Hock Shark Fins

バンコク〈ホック・シャーク・フィンズ〉フカヒレスープ、アワビご飯

豚骨と丸鶏を8時間以上炊き上げた後、シイタケで旨味をプラスし、オイスターソースで味を調えた白濁系フカヒレスープ(写真手前)500฿は、他店とは一線を画す濃度。濃厚スープを最後まで味わい尽くすなら、締めに中華麺を入れたい。また、シェフが賄いでこのスープをご飯にかけて食べたことをきっかけに生まれたというアワビご飯(写真奥)500฿も名物。併せてオーダーしたい。

長年愛される、パンダン香るクリームパン

Ama Bakery

バンコク〈アマ・ベーカリー〉クリームパン

中国から渡ってきた現店主の祖母が1960年代に創業。以来、地元民に愛され続けている老舗ベーカリー。15種ほど並ぶが、目指すはふんわりしたパンの中にパンダンクリームをたっぷり詰めたカノムパンサンカヤー(写真)5個入り60฿。生搾りしたパンダンリーフと新鮮なココナッツミルクで作るクリームは、バニラのような甘い香りと風味が特徴。午前中に売り切れることも多いので、確実に狙うなら朝イチに。

“おいしい台所”と名乗る、絶品おかず食堂

Krua „Aroy-Aroy„

バンコク〈クルア・アロイ・アロイ〉マッサマンカレー

20~30種ほどのおかずが店頭のショーケースに日替わりで並ぶ。好きな料理を選んでご飯にかけてもらう、いわゆる“ぶっかけ飯”食堂。カレー、揚げ物、炒め物と目移りするが、一番人気は、タイ南部の伝統料理・マッサマンカレー(写真手前)100฿だ。生のココナッツミルクをベースに、甘さを控えめにスパイシーに仕上げている。魚のすり身を揚げたトートマンプラー(写真右)20฿とも相性良し。

イサーン出身者が絶賛する故郷の味を提供

Yasothon Duck Larb

バンコク〈ラープ・ペット・ヤソートーン〉ラープペットヤーン

16時の開店と同時に満席になる人気屋台。店名の“ラープ・ペット”からわかるように焼いたアヒルをレモングラスやミントなどのタイハーブとともに和えたラープペットヤーン(写真手前)80฿が名物。また、豚の喉肉を炭火でジューシーに焼き上げたコームーヤーン(写真奥)80฿も人気。タイ東北部・イサーン出身者が「故郷の味に近い」と太鼓判を捺(お)す。

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