評論家・荻上チキが星野源に贈る音楽。「「もおおおおお!」ってなった時の曲」

将来、いつか訪れる未来のために。人間、そして音楽家としての星野源をよく知る人物が贈る音楽のプレゼント。星野とのエピソードと一緒に、いつか彼に聴いてほしいと思う曲を選んでもらった。

text: Shunsuke Kamigaito / cooperation: Hyojeong Choi

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星野さんは、息を整えながら、丁寧に言葉を探し続ける人。人間としてもアーティストとしても、葛藤の手触りを無視せず、ゆっくり自分と対話し続ける姿を尊敬しています。

最初はラジオの現場で挨拶し、そこから友人に。リモートお茶会をする、ご飯を食べる、おすすめの本について語らう。静かにただ言葉を交わす時間が、とても好きです。教育学者の上間陽子さんと食事に行った際、人に何かを届ける営みの重さについて、2人が率直に語り合っていた姿を今でも覚えています。

やることが多かったり、思うようにいかなかったり、一人歩きする空虚に苦しんだり。いろんな「もおお!」ってなる瞬間があるはずなので、その時に聴いてほしい曲を選びます。

「Loser, Baby」Keith David、Blake Roman、Andrew Underberg、Sam Haft
大好きなアニメの曲。どれだけ烙印を押されても自分を嫌いになっても、丸裸になれるような仲間と笑いたくなる。
「それいけ!フライヤーマン」MOROHA
初期衝動の熱量を丸ごと詰めたような曲。何かあっても一からやるぜ、という気持ちになれる。踏ん張らなきゃいけない時に聴いてください。
「文豪ボースカ」特撮
僕も締め切りに追われている時、部屋で一人で歌ってます。「逃げてしまおう」「誰か代わって」という歌詞を聴いて、気を逸らしたり、笑ったりしてほしい。

JASRAC 出 2504141-501

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