アメリカの路上で出会った名演
プログレッシブロックにハマっていた中学生の頃、好きになったアーティストたちの背景にジャズがあると知って自分でも聴き始めました。そこから現地でジャズギターを学びたいと考え18歳で渡米。その先で僕は、路上の名もないプレーヤーたちが圧倒的な技術で演奏する姿を見て感銘を受けたんです。
マッコイ・タイナーやチック・コリアなど、レジェンドたちのカジュアルなライブを間近で観ることができたのも貴重な経験でした。そんな思い出もあって、ジャズの名演は特別なステージではなく、路上やライブハウスといった日常で起こっているのだと思っています。