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ギリシャ

小国・ジョージアのワインに、いま世界が注目している理由とは?

 ジョージアは、北には雄大なコーカサス山脈、東には黒海沿岸のリゾートの町も控えた自然豊かな小国である。旧ソ連時代の文豪たちには、この国の国民は“アジア人”と呼ばれている。それほどシルクロードの西の端に当たる多文化が融合したエキゾティックな地だったのだ。

 そのジョージアに、今、世界のワイン通が熱い視線を注いでいる。それは2016年、ごく最近の発掘から、世界で最も古い新石器時代初頭のワイン造りの痕

奇想の前提

表現というのはある条件が揃うと「奇想化」しがちです。ある時代、あるエリアで、足並み揃えて。それはかなり高い確率で起こります。「奇想化」には別の名前の仲間がいろいろいます。代表格は海の向こうの美術の親戚筋ーーもともと〈歪んだ真珠〉というネガティブな意味の「バロック化」。あとはルネッサンス直後のイタリアに現れた「マニエリスム化」。「ロココ化」も女々しさに偏りすぎだけど、まあ仲間かな。さらに僕なんかは美

MELBOURNE

果実としてのコーヒーに注目し、素材そのものが持つ味をいかに引き出すのかという点にフォーカスしたサードウェーブは、アメリカ西海岸から海を渡り、オーストラリアの南部で独自の進化を遂げる。メルボルン。1950年代にイタリアやギリシャから多くの人々が移り住んだこの街に届いた波は、深く根づいたエスプレッソ文化と相まって、日々に溶け込むコーヒーを育んでいった。爽やかで、軽やかで。でも、芯のあるコーヒーの街。多

江戸を感じるセットアップ。

“和”のテイストのアイテムを毎シーズン展開する〈ニードルズ〉。今季は、江戸小紋に用いられる伝統柄をプリントした、開襟シャツとパンツをリリース。江戸初期に庶民に親しまれた“続け字”で生地を埋め尽くしたパターン。どちらもゆったりとしたフィット感だ。シャツ29,000円、パンツ28,000円(ニードルズ/ネペンテス☎03・3400・7227)

がっつり食べるために、まずは運動。|川本 諭

 今は東京とニューヨークを行ったり来たりする生活になっているので、どちらにいるかによって朝食のスタイルも大きく変わります。日本にいる時は玄米に惣菜をのせた丼ものが多くて、アメリカでは、ホールウィート(全粒粉)のパンが基本。
 朝からがっつり食べたい欲求はあるけれど、胃がもたれるのも困る。だから、まずはジムでワークアウトして十分にお腹を減らし、その帰り道に材料を調達しています。
 最近のお気に入りは

中村めぐみ/古代コイン蒐集家

オリンピックでレスリングをしている図像が描かれたギリシャコインや、ケルト人の独特な感性を表現したケルトコイン……。紀元前7世紀から西ローマ帝国が崩壊する頃(西暦476年)までの古代コインを蒐集する中村さんは、その魅力を「美しさだけじゃなく歴史ロマンも秘められている」と語る。幼少期から父と古銭市に通っていた彼女は、高校時代に世界史を勉強し古代コインの可能性に目覚めた。文献を読むため独学で語学を覚え、