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徳川家康

横須賀凧

「横須賀凧」というと神奈川県をイメージしてしまいますが、こちらは静岡県掛川市にある横須賀に伝わる凧です。その歴史は古く、戦国時代に、武田勝頼と徳川家康が戦った高天神城の戦いで、敵の陣地の測量や、通信手段として凧が利用されたことから、この地に根づいたとされています。その後、江戸時代になると、遠江横須賀藩の城主・西尾忠尚公の加増を祝い、家臣たちが凧を揚げ、祝い凧として定着していきます。庶民の間でも凧揚

甚目寺の振り太鼓

 徳川家康は名古屋城を築城する際、鬼門の方角にある甚目寺観音、笠寺観音、龍泉寺観音、荒子観音の4つの寺院を鎮護として定め、城を守らせました。この4寺院は「尾張四観音」と呼ばれ、毎年節分の時期には、恵方に当たる寺院では、特に盛大なお祭りが執り行われます。また、恵方の寺へ参拝すると特に大きな御利益があるとされ、その年は多くの参拝客で賑わいます。各境内では、それぞれの観音にちなんだ玩具も売られました。

ATAMI せかいえ

 日本三大古湯の一つといわれる、熱海・伊豆山の源泉掛け流し温泉と、相模灘を見渡すオーシャンビューの客室が自慢の温泉旅館〈ATAMI せかいえ〉。企業の保養所だった建物を完全リニューアルし、12室のみのリゾート旅館として2015年4月にオープンした。オーナーは経済コンサルタントの大前研一氏で、研修施設としての顔も持ち、大小の会議室を完備している。熱海〈ふふ〉や箱根〈翠松園〉などを展開するカトープレジ

寅童子

 寅年、寅の日、寅の刻に生まれた徳川家康の伝説にちなむ愛知県の玩具「寅童子」。
 家康の母である於大の方は、強くたくましい男子が生まれることを願い、鳳来寺へお参りし、薬師如来に祈りました。すると、その1年後に元気な男子が生まれます。これが後の家康です。不思議なことに、家康が生まれると、鳳来寺の薬師如来を護る十二神将像のうち、真達羅大将の像が忽然と消えてしまったのです。十二神将は薬師如来を十二の方角

北辰の梟

 埼玉県秩父市にある秩父神社。ご鎮座2100年の歴史を誇り、天正12(1584)年に徳川家康が奉納した本殿は、豪華絢爛な彫刻が施され、左甚五郎による「つなぎ龍」や「子育て虎」などの傑作が残る、素晴らしい文化財です。今回ご紹介するのは、この神社にて授与されている「北辰の梟」という縁起物で、本殿に施された梟の彫刻をモチーフにしています。この彫刻の梟は、体は社殿のある南を向いていますが、首は180度真逆