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Mesdemoiselles Madeleines

 紅茶に浸して頬張る一口のマドレーヌの味が子供時代の記憶を呼び起こす、マルセル・プルーストの小説『失われた時を求めて』。それくらい伝統の焼き菓子マドレーヌは、フランス人の記憶に根ざす家庭の日常菓子だった。が、今では家でマドレーヌを焼くママも少なくなり、ちょっと古風なイメージが定着。そこで、このお菓子を21世紀に蘇らせようと一念発起したのが、この店の店主スティーヴ・セレメスさんだ。
「お洒落なケーキ

記憶の中の香気を辿って。

鼻孔をかすめた香りにより過去がふいに蘇る時がある。例えばカクテルとシガーが混じったジャズクラブの香り。“記憶”をテーマにした香水シリーズは〈メゾン マルタン マルジェラ〉から。新作のテーマは「1992年、マドリードの理髪店」の記憶。12,000円(メゾン マルタン マルジェラ/メゾン マルタン マルジェラトウキョウ☎03・5725・2414)

Mademoiselle Lounge Chair||マドモアゼル ラウンジチェア (1956)

前年にデザインしたピルッカチェアと同様、置くだけで絵になり、どこから見ても美しいのが、タピオヴァーラが作る木の椅子の特徴。座面が広く座高が低めのラウンジチェアは、和の空間にも合う。すっと伸びたスポークが印象的な背もたれは傾斜が強め。体をしっかり預けてくつろぐことができる。アルテックによる復刻版は、環境保護にも配慮。見えにくい部分に節がある木材を使うこともある。

さくっと着られるライトコート。

ライトウェアとして提案された、〈ハケット ロンドン〉のスプリングコート。シワが気にならない特殊素材で、旅行などの携帯用にも便利な一着。サイズにはゆとりを持たせているので、ジャケットの上からでも楽に着られる。英国的なカラーであるロイヤルブルーも新鮮。49,000円(ハケット ロンドン/ヴァルカナイズ・ロンドン☎03・5464・5255)