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西寺郷太

日生劇場でジャニーさんと交わしたフツーの会話。

ジャニーさんことジャニー喜多川社長の訃報が届きました。僕にとって、最初に好きになったアイドルは、小学1年生の春、デビューした直後の田原俊彦さん。以降、ジャニーズ・アイドルが連打し続けたハイクオリティな楽曲ときらめくパフォーマンスに夢中に。特に1985年12月に登場した本格派・少年隊と、87年夏、ローラースケートに乗って颯爽と現れた光GENJIの2組は、今も日本芸能音楽の最高峰だと信じてやみません。

プリンスの心の深層にたどり着いたシニードの歌声。

 驚異的な多作家だったプリンスは、そのキャリアを通じ多くのアーティストに楽曲提供やプロデュースで関わり続けました。

 特にファルセットで歌われた初期作品は、女性アーティストにカバーされることも多数。シンディ・ローパーは『ダーティ・マインド』(1980年)から「ホエン・ユー・ワー・マイン」を、チャカ・カーンも『愛のペガサス』(1979年)に収録された「フィール・フォー・ユー」を。特にチャカ版は、メ

時代に反逆し続けたプリンスが教えてくれたこと。

 プリンスが2016年4月21日に亡くなって3年。誕生日が6月7日(生きていたら今年61歳)ということもあり、春には追悼イベント、セレブレーション、リリースが多くて。個人的トピックは、4月に一時は約40万円まで高騰した幻のカセットテープ『ヴェルサーチ・エクスペリエンス』がリリースされたこと(ライナーノーツは、僕が担当)。予約時点でほぼ完売の大人気で(もともとはショーのみで配布された非売品)。

 

FBIが認めざるを得なかった、マイケルの「無実」。

 我が国が「令和」に改元される今年2019年は、マイケルが50歳で亡くなってから丸10年。彼の訃報が届いた09年6月25日のことを鮮明に覚えている方も多いはず。彼がジャクソン5のリード・シンガーとしてデビューしたのは、1969年秋のことでしたから、今年はデビュー50年の節目、さらに僕の人生の一枚『オフ・ザ・ウォール』のリリースが79年ですから『オフ・ザ・ウォール』も40年のアニヴァーサリーで……と

グラミー賞の日に武道館で公演したジャネットの心意気。

2月上旬は僕にとって「ジャクソン・ファミリー」惑星直列。まずは、ジャクソン家次男で、ジャクソン5、ジャクソンズのティト・ジャクソンが来日。インタビューなども含め、週3回会いました。ティトがLAに帰った翌日、末妹ジャネットが武道館公演!
 
このライブが自分の人生でもベスト級の感動で。52歳の彼女がキレキレで踊りまくり、ヒット曲を細かく繋ぎ、映像と絡めて連打。なにより僕にはこの夜のショーのすべてが、

「20世紀最高の歌姫」のドキュメンタリーも必見です。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』が、興行収入100億円突破確実の記録的大ヒット。先日、ある若者から「実はあの映画の最後のシーンまで僕は〈クイーン〉って実在しないバンドだと思ってて。で、超いい曲!ばっかりだと感動してたんです。最後の最後に、フレディたちの本人映像がスクリーンに映された時、本当に存在したバンドだったのかと驚愕して号泣してしまったんです」と言われました。
 
あの映画に関して言えば、僕(ク

クイーンは爆音で聴きましょう。

1973年生まれの僕は、「クイーン直撃世代」ではありませんでした。僕がリアルタイムで「洋楽」に夢中になったのは、マイケル・ジャクソンの「スリラー」がお茶の間に浸透した83年から。9歳の頃です。当時は「MTVブーム」全盛期。若くてカラフルなファッションに身を包んだデュラン・デュランやカルチャー・クラブ、ワム!が一世を風靡していました。そんな中、たまに出くわすクイーンのビデオは異質。タイツに胸毛、口髭

クイーンの次はフィル・コリンズ再評価ブームが来る?

先月テーマに取り上げたクイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』は、驚異的なヒット作に。1985年7月に開かれ世界中を熱狂の渦に巻き込んだチャリティ・イベント『ライブ・エイド』のシーンの感動から、クイーン以外の当日のステージ動画などを検索しハマっている人も多いとのこと。

その『ライブ・エイド』。ロンドン会場で一番観客が沸き伝説化したのがスタジアム受けするクイーンだったのは事実。ただし、一番「活躍」

戦後日本において自民党はどう歩んできたのか? | 田中秀征 × 西寺郷太

「戦後日本を指導した政治家たちにまつわる本を紹介してほしい」。政治について独特な視点を持つミュージシャンの西寺郷太氏にそんなオファーをしたところ、返ってきた答えは「今、僕が政治について語るなら、『自民党本流と保守本流 保守二党ふたたび』を書いた田中秀征先生と対談したい」というもの。かくして、実現したこの対談。テーマは自民党の立役者たち。

〈スタジオ54〉のドアマンに追い返されたシック。

シックは、1977年にデビューした伝説のディスコバンド。レッド・ツェッペリンなどのハードロックにも心酔した彼らの魅力は、「パワフルなリズム隊とエレガントなムードの融合」。多くのアーティストに模倣されました。何より中心メンバー3人が猛者揃い。まずはカッティング・ギターの名手ナイル・ロジャース。ダフトパンクにファレルとともにフィーチャリングされた「ゲット・ラッキー」で知った若い世代も多いかと思います。