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ブランカ

泣いて、笑って、抱きしめ合って…。外国での映画作りについて、監督と俳優が語る。

写真家としても活躍する、長谷井宏紀の長編初監督作品『ブランカとギター弾き』は、日本人監督として初めてヴェネチアビエンナーレ、ヴェネチア国際映画祭の出資を得て製作された。長谷井の映画作りの姿勢において多大な影響を与えたという浅野忠信と、映画にかける情熱について語り合った。

浅野忠信 普段から宏紀くんとはよく会っていて、この映画を撮る前から話は聞いていたんだよね。だから出来上がりがずっと楽しみだっ

女の怒りに共感することで、男は初めて男らしい男になる。

 モロッコ・カサブランカに住む同姓の女性から出自を訊ねる手紙を受け取ったチェは、「私とあなたとが近縁の親戚関係にあるとは思えないのですが、世界で不正義が犯されるたびにもしあなたが怒りに打ち震えることのできる方であるならば、私とあなたとは同志にほかならず、このことの方がよりいっそう重要です。“祖国か死か、我々は勝利する”」と返信。この挿話を知り、私は「2つ、3つ、無数のベトナムをこの惑星上に咲き溢れ

なるか、一念勃起、バンド・デシネ復興。

 バンド・デシネ、このフランスの漫画ジャンルはアートのジャンルでもあって、たとえばバンド・デシネ漫画家、映画監督でもあるエンキ・ビラルはルーブル美術館と組んで、『ルーブルの亡霊』展を美術館内部で展開したりするわけです。
 このところ、わが国ではちょうどバンド・デシネに多くの原作を提供してきたアレハンドロ・ホドロフスキーの来日もあって、また若手の研究家・翻訳家の俊英、原正人氏の尽力もあって、メビウス