
【60・180min.】夜までどうする?所要時間別、 福岡の過ごし方。
見る、食べる、買う。旅先での過ごし方は千差万別だけれど、せっかくならその土地独自の体験を模索したいもの。ならば福岡で過ごす一日はどうだろう。この街は、コンパクトであるうえに移動手段も豊富。少し足を延ばせば一風変わった水族館や離島にだって行けてしまう。ひるがえって、実は近場に予期せぬ特別な体験を得られる場所がいくつも潜んでいる。ここでは、買い物や食事はそこそこに、所要時間別の明確な実体験テーマをプ
見る、食べる、買う。旅先での過ごし方は千差万別だけれど、せっかくならその土地独自の体験を模索したいもの。ならば福岡で過ごす一日はどうだろう。この街は、コンパクトであるうえに移動手段も豊富。少し足を延ばせば一風変わった水族館や離島にだって行けてしまう。ひるがえって、実は近場に予期せぬ特別な体験を得られる場所がいくつも潜んでいる。ここでは、買い物や食事はそこそこに、所要時間別の明確な実体験テーマをプ
長らく栄からも遠くない住宅街というポジションだった千代田がいま、変貌を遂げつつある。きっかけは2009年に移転してきた〈Circles〉の存在だ。「自分たちが作る空間を面白く、豊かにしたいけれど予算的に街中は難しい。NYのソーホーをイメージして選んだのがここ」とオーナーの田中慎也さん。全国からファンが集まる自転車店を営みつつ、2012年には隣にダイナー〈EARLY BIRDS〉を開いた。「歩いたら
ファッションブランドがデザインのモチーフにするなど、なにかと目にするミリタリーシューズだが、京都のヴィンテージショップ〈カプリ〉のオーナー田中聡介さんが所有するものは一味も二味も違う。一回のバイイングで約40日の時間をかけアメリカ、ヨーロッパを巡り、それを18年続けていても、めったにお目にかかれないレアものばかり。世界的コレクターに直談判して入手したりするというから、そのラインナップがいかにすごい
「オーディオは僕にとって、デザインと音の両方が良くないとダメなんです。だから当時、けっこう悩んでいたんです」
田中知之さんはちょっと照れたような顔で言う。でも、音楽を仕事にしているうえにデザインも大好きとくれば、それはごもっとも。
「イームズデザインの『E3』に出会ったのは十数年前、雑誌に載っていたほんの小さな広告がきっかけ。小型のスピーカーをデザインしていることは知っていたけど、3ウェイの大
あそこに行ったらあの喫茶店に寄ろう。そういう楽しみのある街は素敵だ。たとえ1年に1度しか訪れないとしても、旅先で浮き立ちすぎた気持ちを落ち着かせるのにちょうどいい店。伊予鉄道高浜線の三津駅前から松山市中央卸売市場がある漁港とフェリー乗り場に向かって商店街が真っすぐ延びている。シャッターを閉め切った建物が多い中、通りに面した大きな窓から様子がうかがえる、明らかにまわりとは雰囲気の違う店がある。それ
利用者が想像を広げることができる、“余白”と“許容”のある空間作り。
町の理念をカタチにした、「ゼロ・ウェイスト」なビール醸造所。
店主・田中正之さんが店を構えた36年前は園芸ブーム真っただ中。野菜苗を中心に花苗も扱う街の園芸店だった。ところが次第にエケベリアを中心とした多肉、多肉も含めたギャザリングへと関心が移り、現在ではその二本柱に。店を切り盛りするのは田中さんと妻の京子さん。2人の人柄を映したような気取らなさが店に漂う。あちこちに置かれた珍奇植物は想像以上に充実しており、何より嬉しいのは手頃な値段設定。「大きく儲けよう
絵の具が床に散乱する、柔らかな光差し込むアトリエ。そこへフラリと自転車で現れた横尾忠則は、飄々と力むことなく人生を語ってくれた。「また遊びにいらっしゃい、次はサイケの話をね」。日本を代表する芸術家は、強い自我を撒き散らすことなく、流れるように生きている。「模写」を始めた5歳の頃のままに。
幾夜も「1杯だけ」と固く誓ったはずなのに。今宵もゴールデン街から始まるスパイラル。