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女らしさ

『私があなたに見ているもの。』

昨今、“日本の男性の元気がない”らしい。“男らしさが見えにくい時代”らしい。そんなこと、私は思ったことがない。確かに身ぎれいな男の人が増えた。ひどく外したファッションの男性も減った。野性的な雰囲気を漂わせた男の人は少なくなったかもしれない。けれど、それを嘆くべきことだとは思わない。十年前、二十年前、男らしい男は日本に多かったのか、考えてみたけれど、よく覚えていないし、覚えていないということは、それ

『仲良くしてね!』

 ぶらりと入った本屋の雑誌コーナーで、たまたま目に留まったブルータスの表紙に、特集「男の定義」の文字が躍っていたら
……その文言を見ただけでビビッてしまい、いきおい傷ついて、落ち込んでしまいそうだ。もし自分が、男だったら。
 それでもめげずに雑誌を手に取り、パラパラめくった先に、あろうことか三十代の女の作家が書いた「男らしさとはなにか」についてのエッセイが載っていた日には、“そっ閉じ”必至である。

装うこと、エレガンスとは。|森 英恵

 森英恵さんから、以前、お話を聞く機会をいただいたことがある。その時、僕は、これからの時代を生きていくために、自分が立ち返るべき大切なものや、学ぶべきものをたくさん気付くことができた。
 今、日本人にとって大切なものは「ルーツ」であると森英恵さんはおっしゃった。日本古来の手仕事や暮らしを見直すことで学ぶ、日々の心持ちや、暮らしそのものの美しさは、これからの時代を支えていく新しい生き方のヒントになる