
尊敬できる、 キッチン道具。
日々使うものだからこそ、キッチン道具には、機能性、使い勝手、形、素材など、使う人のこだわりが表れる。デザイナー・熊野亘さん、料理人・原川慎一郎さん、陶芸家・内田鋼一さんの異なるフィールドで活躍するプロフェッショナルが敬愛する道具は一体どんなものなのか? 日頃使っているツールを持ち寄って、語り合ってもらった。
3人が集まったのは、原川慎一郎さんが運営するレストラン〈ザ・ブラインド・ドンキー〉の厨
日々使うものだからこそ、キッチン道具には、機能性、使い勝手、形、素材など、使う人のこだわりが表れる。デザイナー・熊野亘さん、料理人・原川慎一郎さん、陶芸家・内田鋼一さんの異なるフィールドで活躍するプロフェッショナルが敬愛する道具は一体どんなものなのか? 日頃使っているツールを持ち寄って、語り合ってもらった。
3人が集まったのは、原川慎一郎さんが運営するレストラン〈ザ・ブラインド・ドンキー〉の厨
良質な天然由来の原料にこだわる〈スリー〉のメンズライン《ザ ディフィニティブ》。化粧水《ローション》(左/100㎖ 5,000円)と美容乳液《エマルジョン》(右/100㎖ 6,500円)は95%以上が天然由来成分。トラブル知らずの健康的な肌に導く。(スリー☎0120・898・003)
化粧水に美容液、乳液とか。なんだかいろいろありますが、まずは基本から知りたくて。洗顔に続いて、草場さんに聞きました。
太平洋を見下ろす町にある、新しい暮らしの拠点。
見つからないというより、欲しいものからどれを選ぶかに悩むことの方が多いですね。まず直感で惹かれる、手に入れてからその良さがわかってくる。結果、ものの姿形に表れた作り手の思想に共感できる、親近感を感じるものが集まってきます。ただし感覚でものを選ぶので、いつの間にか身の回りが雑多になってしまうのが反省点ですね。
〈J&M デヴィッドソン〉創業以来のロングセラーであるメッシュベルト。メッシュは熟練した職人によって一本一本丹念に編み込まれている。バックルと先端の本真鍮がアクセント。裏側に折り返した革部分は旧式のミシンを使い、太い糸でしっかりと縫われており、男っぽい雰囲気を楽しめる。各44,000円(J&M デヴィッドソン☎03・3505・2604)
僕の部屋には、上田義彦さんの写真が、壁に掛けてある。屋久島の森の景色を撮影した「Materia」というシリーズの写真だ。確かそれは、屋久島の森を訪れて、最初に撮った写真であると上田義彦さんは話してくれた。毎日、朝起きた時と、夜寝る前にその写真を僕は見ている。見るたびに昨日と違った何かを発見し、はじめて見た時のような気持ちになる。そして、それが何かを自分の心のなかで思い耽る。そんなふうに写真はいつも
2010年にニューヨークでデビューした、デザイナー・松村大基氏が手がける〈ティム〉。品が良く、どこか力の抜けた雰囲気が魅力だ。なかでも象徴的なのが、ノーブルな光沢感とハリのある細番手の糸で仕上げたスプリングコート。ボタンやポケットが目立たないミニマルなデザインも特徴だ。70,000円(ティム/アルファ PR☎03・6418・9402)