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鹿児島県

トマジーニ農園 レッド・カトゥアイ

屋久島に世界中からファンが訪れるロースタリーがある。店主は高田忠幸さん。Iターンしてカフェを開き、気鋭のメーカー〈井上製作所〉のマシンに出会って焙煎を始めた。「屋久島の大地を感じさせる味わいと柔らかさを持つ。オレンジを感じさせる香り、プラムの果実味とカカオ、チョコレートのコクが特徴」(加藤)。今季のトマジーニ農園のレッドカトゥアイ種は、ここ数年仕入れたブラジルの中でも出色と高田さん。100g 80

COFFEE INNOVATE

 体験してきたものが違えば、同じ理想を掲げていたとしても、その表現が違った形態をとるのは当然のことだろう。スペシャルティコーヒーと出会い、コーヒーの味づくりに目覚めた濱野賢三さんが開業した店は、サンフランシスコにありそうなコーヒースタンドだった。
「カフェに勤めていた頃、自分がつくったコーヒーをお客さんに直接手渡しできないことが嫌になって、コーヒーにフォーカスした店をやりたいと思っていました。アメ

Selfbuild|家族がその時々に必要とする空間を、 自分の力と速度でつくり続けながら、住む。

無駄のない住空間。そんな言葉がふさわしいのは、実は一見モノが多いようにも見えるこんな家なのではないか。始めに大きな箱を準備し、家族や生活の変化に合わせ、自分の手で必要な空間をつくってきた、川畑健一郎さんの住まい。そのセルフビルドの極意とは。

 Playmountainの家具製作などを初期より手がけ、現在は、インテリア設計や、家具のデザイン・製作などを行う川畑健一郎さん。彼が実家のある鹿児島に工房

鹿児島県/与論島

“楽園”と聞いて思い出すのは、奄美大島の与論島。特に、潮が引いた時だけ現れる百合ヶ浜から眺める波紋や、明るい青のグラデーションは言葉にならない美しさです。
 与論島には独特な文化があって、島の人たちは、祖父母から受け継いだセカンドネームで、マニュさん、グラさん、ジャーさんなんて名前で呼び合っていたりします。島の漁師さんたちと一緒に海に出かけると、いいダイビングスポットへ連れていってくれるし、海で獲

起こり得る問題を、物語として提示し続けたい。|藤井太洋

 例えばジョージ・オーウェルの『1984』やレイ・ブラッドベリの『華氏451』が顕著ですが、もともとSF小説には、「現実にある問題を遠未来や思考上の場所に投影して描く」という役割がありました。作者の思索によって作られた世界の中に、読者が共感できる人物を置いて物語を動かすことで、「極端なシチュエーションに置かれた時、人はどのように振る舞えるのか」を読者に追体験してもらうのが、SF小説の一つの機能だと

逆鉾九面

 鹿児島県霧島市の霧島神宮には、今から約300年前に、石工として名を馳せた海老原源左衛門が奉納した、古い9つの面があります。この面に祈願すれば、何事にも“工面(九面)”がつくといわれており、特に商人たちからの厚い信仰を集め、屋号や商品名などに多く使われています。この九面を象った縁起物が、こちらの「逆鉾九面」。霧島神宮の御祭神である瓊瓊杵尊が高千穂の峯に突き立てた天逆鉾にちなみ、逆鉾に九面があしらわ