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アルプス

いま、失われゆく昭和の店に、惹かれるのはなぜだろう。

昭和から平成へと生き続けてきた飲食店の、閉店の報が相次ぐ一方で、そうした店に惹かれる20代、30代が増えている。世代は違えど、いま行かなければ、書かなければという思いに駆られ本を上梓した2人、井川直子さんと難波里奈さんが、3月に閉店が決まった洋菓子の老舗〈アルプス駒込本店〉を舞台に対談。ほっとする、和む、懐かしいでは終わらない、昭和の店の魅力について語り合った。

蕎麦を啜りフレンチに酔う、森の中の一軒。

八ヶ岳の南麓、陰影の濃い緑に包まれて立つ黒く尖った三角屋根。築200年の古民家を移築し、会員制別荘として使われていたこの場所を受け継いだレストランが、3年目を迎えたこの夏、オーベルジュとしてリニューアルした。主役は、八ヶ岳伏流水と蕎麦粉だけで作る十割蕎麦、そして地の食材を使ったフレンチ。都内のフランス料理店で料理長を歴任し、アジアのベストレストラン50に選出されたシンガポール〈WAKU GHIN〉

次世代スエットパンツ。

〈シテラ®〉のテクニカルスエットパンツがアップデートされ今季も登場。裏毛より軽く、断熱性が高い新素材で超快適。サイドポケットのウェルダー加工や、バックポケットのフラップ、フロントにはキーストラップを付けるなど機能も充実。180度開脚に対応するパターンで運動性も高い。19,000円(シテラ®/ヤマトインターナショナル☎03・5493・5651)

素材感にこだわった初デニム。

満を持してデニムが登場。洗い込んでも生デニムのような風合いを保つ質感はデザイナーが一番こだわった部分。米綿のムラ糸を限界まで強く撚りピュアインディゴでロープ染色した縦糸で織り上げた。たっぷりしたワタリからテーパードしたシルエットの5ポケット。30、32、34、36インチの4サイズ展開。25,000円(オーラリー☎03・6427・7141)

エドモン・ルドニツカのパフュームガーデンへ。

 エドモン・ルドニツカのパフュームガーデンを訪ねるため、「香水の町グラース」から6㎞ほど離れた山の上の小さな村、カブリへと向かった。パリから飛行機でニースに入り、そこから車で1時間弱。カブリは「コートダジュールの展望台」と呼ばれ、昔から作家や画家など芸術家に愛される美しい村として知られている。エドモン・ルドニツカ亡き後は息子のミッシェル・ルドニツカが家を継ぎ、5人の庭師と共に庭の管理にあたっている

生まれ変わった大定番。

生まれ変わった大定番。

カシオの〈Gショック〉はブランド誕生35周年! 原点ともいえるスクエアフォルムの《GMW−B5000》をベースに、〈カラー〉とのコラボで時計をリリース。メタリックゴールドのボディにブラックの樹脂バンド、さらに反転液晶と、異素材やカラーリングのコントラストが特徴的だ。70,000円(Gショック バイ カラー/カラー南青山☎03・5464・5471)

立川志らく

洋画を落語に翻案する、立川志らくさんの「シネマ落語」。1995年からの演目はすでに70に上る。『タクシードライバー』は「人力車」に、『ゴースト/ニューヨークの幻』は「幽霊 江戸の幻」に。登場人物は八っつぁんや与太郎になる。何度も繰り返し観て物語を編むことになるから、自ずと好きな作品が選ばれる。
「芸術映画みたいな難しい作品は好きではない。王道といわれるものがいいですね。一番は『ゴッドファーザー』シ

とんかつ椿のあけび

 昨年は私にとってとんかつ元年とも呼べる年だった。
 白いご飯と揚げたてのかつを頬張るとお腹の底でエネルギーが渦巻く感覚がずっと続き、家事や仕事がやけにはかどることに、仕事の打ち合わせでとんかつ専門店に行った夜に気付いた。一人でさっと食べに行けるところもいいし、ケーキよりも即効性があって、焼肉よりも気負わなくて済む。暇を見つけてはガイドブックに載っている店をせっせと巡っていた私に「実家の近所に、そ