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仕掛け人

DOMIO PARK

 スチームパンクな工場跡に、緑の人工芝が広がるウォーターフロント? コントラスト鮮やかなこの公園こそ、ブルックリンで今、話題沸騰の〈ドミノ・パーク〉だ。
 ドミノという名前にピンとくる人もいるだろう。ここは創業1856年の砂糖メーカー、ドミノ・シュガーの工場だった場所。1870年にはここで精製する砂糖が全米消費量の半分を占めた、世界最大規模の砂糖工場だ。2004年に操業停止するも、その象徴性から0

パークヨガ

 サッカー場、スケートパークなど、さまざまな運動施設が揃う東京・八王子の戸吹スポーツ公園。緑に囲まれた芝生の原っぱ広場でも、ヨガやノルディックウォーキングなど、初心者でも気軽に参加できるプログラムが定期的に開催されている。このプログラムの仕掛け人が、ビーチタウン代表の黒野崇さん。「アウトドアフィットネス」というコンセプトを掲げ、地域の自然資源や遊休地を活用し、「生涯スポーツ」を提案。
全国各地の自

Pescherie Riunite

三年前のミラノ万博関連イベント、メルカート・メトロポリターノ(イタリアの素晴らしい食文化を発信する企画)で大きな成功を収め、ほかにも何店舗ものレストランを経営する食の仕掛け人、アンドレア・メオーニ氏。そんな彼が「これからは魚料理だ!」と豪語し、始めたレストランが〈ペスケリエ・リウニーテ〉。初の店舗はコロンボ通りに構えた。料理と食べることを愛する彼は、「自分の食べたいものを食べたい形で」を、具現化し

CHAUD CHAUD CHAUD

レストランに行かずとも、店から料理を届けてもらえるフードデリバリーは、今や世界の都市に広がる。そんな中、昨年からパリで急成長を遂げているのが〈ショウ・ショウ・ショウ〉。訳して「熱々」という名の、店舗を構えぬレストランだ。料理をサイト上で選び、注文はオンラインのみというパリ初のシステムとなる。
 料理を作るのは、星付き名店〈ルドワイヤン〉で修業したアドリアン・ブショー。デリバリーを考慮したレシピを考

The Beaumont

 安定した人気で定番のレストラン〈TheWolseley〉などを手がけるコービン・アンド・キングによる初めてのホテルとして昨年9月にオープンした〈The Beaumont〉。エレガントな店を次々と成功させた仕掛け人たちらしく、1926年築の優美なアールデコ建築には落ち着いた雰囲気があふれていて、すでに老舗ホテルの風格さえも漂わせているのはさすが。人気デパート〈Selfridges〉もあるロンドンき

復権する足元。

 わが家は食材の宅配をお願いしているのだが、箱を受け取ろうと玄関に出て、「靴下かわいいですね!」と言われると、なんだかうれしい。結構、派手なのが好まれるみたい。
 スポーツでも気になるのが選手の足元である。ストッキング、ソックスって結構、選手の個性が表れたりするからだ。サッカーやラグビーはチームで同じものを履くし、柔道や剣道にいたっては裸足だものね。その点、野球はいろいろなスタイルがあって、見てい

自然史的に解剖されたプラダの世界。

 プラダの歴史を徹底解剖  そんなコンセプトで、この5月、ロンドンの百貨店ハロッズ・ナイツブリッジで『プラダスフィア』と題された展示が開催された。これまでファッションのみならず、アート、建築、映画を通じてそのビジョンを表現してきたミウッチャ・プラダの世界を、さながら自然史博物館のごとく「解剖」し展示するという大がかりな試みに挑戦したのは、約15年にわたりプラダの仕事をしてきたグラフィックデザイナー

アルルの食堂 urura

料理研究家・植松良枝さん(写真中央)の自家菜園でとれたパクチーの収穫祭。彼女のレシピを、人気ビストロ〈urura〉で、ソムリエ・佐野敏高さん(写真左)のセレクトしたワインと楽しむイベントだ。「サムシング・グリーン」のドレスコードにのっとり、思い思いの緑を身に着けた、約50人が集まった。「シリーズ化したい」という思いから、次回は7月3日にミントをテーマに開催予定。

ハミ出してたって大丈夫。|川田十夢

 星新一さんの本は、小学校に入る前から絵本代わりに読んでました。1000話超のショートショートがあり、その3割以上の挿画を真鍋博さんが手がけたといわれます。話が短くて言葉も限られるし喚起できるイメージも少ない。それでいて結末をほのめかす絵を描いちゃダメ。特徴は線の細さですが、緻密かつ具体的じゃない絵って超難しいですよ!
 それでも読み手の想像力をハミ出させる絵なんです。このページ(新潮文庫版/写真