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ディープ

ナンセンスな物語と劇画に心が解放される。

漫画雑誌『ガロ』のアンテナショップとして創業。今もコミック、サブカルチャーの本を多く展開する。

「平成も終わるので、郷愁的な気分に浸っていたのですが。それを吹き飛ばす作品がフランスから届きました」。『LES PRATICIENS DE L’INFERNAL』(地獄の実務家)は、ブドウを食べた人が首なし死体になる超常現象で幕開け、その後も不条理な筋書き、ナンセンスなタッチの劇画が続く。「主人公が死

光の当たる人たちの恋愛に あまり興味が持てなかった。| 黒木 華 (女優)

映画『ビブリア古書堂の事件手帖』で、読んでない本などないような、驚くべき本の知識を持つ古書店店主に扮した黒木華さん。では映画に関して、黒木さん自身はー

「観てない映画はいろいろあるので、今回何を挙げようか悩んだんですけど、一つ挙げるとしたら『ブルーバレンタイン』です。実は、恋愛映画をあまり観てこなくて、どちらかというと避けてきたんです。それでもこれはいいから、失恋経験のある人ならすごくわかるから

70年代のソウルミュージックからもらったもの。|永井 博

 1968年からディスコへ通い始め、ソウルミュージックに魅了されました。当時お店でかかっていたのはジェイムス・ブラウンや〈モータウン・レコード〉など、日本でも発売されていた曲が中心。思えば、大した知識なんかなかったんです。
 73年にイラストレーターやデザイナーたちと、40日間かけてアメリカ各地を旅行した時のこと。みんながすぐにNYへ向かう中、僕と湯村輝彦さんと数人だけ、西海岸に残り、LAやサンフ

【蜜とは? そして、イカに飯とは?】渋谷で巡る辺境料理、ポルトガルからペルーへ。

「渋谷がいい。渋谷以外では食いたくない!」
 私がごねるので今回は渋谷で2軒、世界一周メシである。渋谷の文化村シアターコクーンで、かつて故中村勘三郎さん(当時勘九郎さん)に書き下ろした芝居の再演を一か月近くやっており、それが3時間を超える芝居で、いきなり「江古田にいきましょう」などと言われても身動きがとれないのだ。
「渋谷にも辺境料理はあります。どれほどでもあります」
 社長はいつだって頼もしい。

ロボットが通うAI学校。|川田十夢

 ずっと考えているのは1年生から6年生まで全校生徒を人工知能にして、学校教育をディープラーニングすることです。前段として、人工知能は進化しているのに、教育材料が足りないことが問題になっているという状況があります。学校教育のような段階的な教育をロボットは受けていないので、義務教育を受けてない状態で採用されて、いきなり即戦力にされるんだけど、すぐ「使えない」とか言われて超可哀想なんです。それに対して、

夏休み本番! 大人も子供も楽しめる、夏の特別企画。

 いよいよ夏休み本番。海や山で思いっきり遊ぶのもいいけれど、今年は涼しい美術館や博物館で、ゆったり過ごすのもいいかもしれない。なぜならこの夏、大人も子供も楽しめる特別企画が、各所で目白押しだからだ。
 東京国立近代美術館では『MOMAT サマーフェス』と題して、昼も夜も楽しめる約2ヵ月のイベントを開催する。展覧会を中心としたイベント、ワークショップのほか、週末はナイトミュージアムを開催。21時まで

ペルー/リマ

 ペルーのリマは昨年発表された「世界のベスト・レストラン50」に3軒がランクインしたという今最注目の美食の聖地。が、ガストロノミーもさることながら、私にとっての楽園は年に1度リマで開催される南米最大の食の祭典『ミストゥーラ』です。地元を中心に150ほどの店が集まり、ペルーの伝統料理をその場で調理してくれます。さらに地元の市場にはよりディープなローカルフードが。羊の頭のスープやクイ(大きなネズミ!)

文筆家・星野道夫を語る|池澤夏樹

星野道夫が亡くなった後、彼の功績を伝えようと誰よりも役割を担い、果たしたのが、作家・池澤夏樹だった。星野が為した仕事の意味を都市に暮らす人々に伝えた紹介者。でも、なぜ、そこまで一人の男の人生に思いを馳せて、文章を重ねたのか? 文筆家としての星野について魅力を語る言葉の端々に、その答えが滲んでいた。