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ノワール

アイドル歌謡効いて 下半身もるんるんに。

 シングル盤A面が「春はSA・RA SA・RA」、B面が「夢の色」、A面が初恋、B面が失恋テーマ。これが今年春期のテーマ曲となりました。どうしても欲しくなり、ショップをめぐって、ようやく買い求めた古いアイドル歌謡(1984年発売)の一枚。
 これを聴くと、つい体が動いてしまいます。腰にエネルギーが注入されるのですね。奇跡といっていいでしょう。少女の髪の香りも感じ、生き返る想いがするのがわれながら不

スピン(栞)に凝った、犯罪映画と悪女の本。

 最近購入した本としては格段の重量本が、タッシェン版『FilmNoir:100 all−time Favorites』(2014)です。持ち上げたとき持病の腰痛再発の恐れがあるとはいえ、まちがいなくこれを振り下ろせばあなたを殺せます。あるいはあなたに殺されます。すばらしいのは、本の中でも殺人がわんさかにゃんさか起こっていることですね。
 さて、重量計がないので実際重さがどれぐらいかわからないのです

VAN+BIKE CAMPING

 2台の自転車を載せたクロームイエローの「Volvagon」ワゴンが、大自然に囲まれた田舎道を太平洋へ向けひた走る。ミノとディーンのカップルが乗った車が目指すのは、オレゴン・コーストの北部に位置するケープ・ルックアウト州立公園キャンプ場。西海岸で最も美しい海岸と称されるオレゴン・コーストは、薄い霧に包まれたような岩場、荒波が打ち寄せる岬、そしてどこまでも歩いていけそうな遠浅の砂浜と、いくつもの表情

なるか、一念勃起、バンド・デシネ復興。

 バンド・デシネ、このフランスの漫画ジャンルはアートのジャンルでもあって、たとえばバンド・デシネ漫画家、映画監督でもあるエンキ・ビラルはルーブル美術館と組んで、『ルーブルの亡霊』展を美術館内部で展開したりするわけです。
 このところ、わが国ではちょうどバンド・デシネに多くの原作を提供してきたアレハンドロ・ホドロフスキーの来日もあって、また若手の研究家・翻訳家の俊英、原正人氏の尽力もあって、メビウス

Caracte’re de Cochon

 フランスは、シャルキュトリー(豚肉加工品)がとても充実しているが、中でもハムは、慣れ親しんだ日常の味。しかし、「どの店でも定番の4〜5種類しか置いていないのが残念。おいしいハムの味を再発見してほしい」と、マダガスカル島出身のソロさんが始めたのが、このパリ初の専門店だ。
 ソロさんが味見をして厳選した品は、生ハム20種類を含む150種類! 店には常時30種類を並べているが、いろんな味を紹介したいの

悪場所で採取してきた、ベルヴィル・ノワール。

 ぎりぎり自炊ですませるという今回の長旅で、拠点としたアパルトマンは、パリのベルヴィルです。前回は新興オシャレ地区のマレで、ピカソ美術館の側、どこへ行くにも便利でしたが、今回はガラッと変わりました。あの名作映画『赤い風船』の舞台となった場所、アニメ『ベルヴィル・ランデブー』の三つ子のオバアサンが生まれ育ったヴィル(街)、あるいは、シャンソンの不世出の名花、エディット・ピアフの生地近く、と説明できま