
ノワール


〈悪魔〉ラヴェイが愛したノワール小説。

天才・会田誠のノワール魂を知る。

【話題の映画】『スイス・アーミー・マン』を撮ったダニエル・シャイナート監督の2作目に注目。
ダニエル・シャイナートの単独名義での初監督作。マイケル・アボット・ジュニア、ヴァージニア・ニューコムほか出演。新宿シネマカリテほかで全国公開中。

増島拓哉 ●小説家|街と言葉で加速する 若き大阪ノワール作家。
大阪府立の名門高、北野高校文芸部で小説を書き始め、19歳で仕上げた初長編『闇夜の底で踊れ』では、パチンコ中毒で風俗嬢におぼれる元極道を主人公に。これがとてもリアルな描写の連続で、並み居る作家や書評家をうならせた。それでいて「パチンコ経験は今もありません。YouTubeで見て、調べて。極道の世界は北野武映画とかを参考に」と言うのだから、まさに新世代。暴力描写も辞さないノワールな世界を描きつつ、テン

【住宅街のエスニック】MAKIN THAI CUISINE/ベトナムフレンチ ネムクリュ
都心の繁華街からやや離れた2つの町に、個性的なエスニック料理店が誕生。一方はニュージーランドでも腕を振るったタイ人シェフによるタイ料理店、一方は各国料理を学んだ日本人シェフの創作ベトナミーズ。活気あふれる街の景色をアップデートする店。

モーニングコーヒー論。 ×熊谷拓哉

国産も増えて、注目度アップのリンゴの泡。
カルバドスで知られるペイ・ドージュ地区の自社農園でリンゴを有機栽培。ノルマンディーらしい素朴な味わいで、干し草的な風味が特徴。ブリーなどクセのあるチーズとの親和性が高い。やや甘口。750㎖5,940円。

時代背景、演出の妙、 エログロ独逸ノワール。
スターリン・ロシアからベルリンに向けて、貨車が運行されてくる。途中、ロシア国内でトロツキスト集団の襲撃があって、彼らによって謎の貨車が連結される。この貨車の積荷はなにか? ドイツ国境を越えたところで列車は停止命令で車庫に留め置かれる。積荷のミステリー、それに絡む多くのベルリン在住ロシア人、そしてドイツ軍部の将軍たちがもくろむ政治的な不穏がドイツのTVシリーズ『バビロン・ベルリン』のシーズン1、シ

使い勝手のいい “2軒目”の正解。
ニュージーランドワイン×名古屋フード。
ソムリエのオーナーがチョイスするニュージーランドワインや愛知のクラフトビールなど、こだわりの銘酒を集めながらあくまでカジュアルに提供する。ワインは500円のグラスから1万円超のボトルまで幅広い。八丁味噌を使ったハヤシライスやピザなどフードにも遊び心がある。