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現代美術

ジャン・ジレル

馬や羊が草を食み、ロマネスク教会が佇むブルゴーニュ地方の小村に、アジアの秘宝「曜変天目」を探求し続ける陶芸家、ジャン・ジレルさんと妻のヴァレリー・エルマンさんが住まう。

「ここは、昔から煉瓦作りをしていた土地。まずはこの環境を見てほしい」と、丘陵を見晴らすテラスでジレルさんは言う。鉄分の多い煉瓦の材料の赤土と粘性の高い黄土に恵まれ、豊富な湧き水を湛える井戸もすぐそばに。森林整備も兼ねて、裏山の豊

歴史画の起死回生。

「日本画」という言葉や概念は、哲学者アーネスト・フェノロサが、明治15(1882)年に使ったのが始まり。西洋礼賛一辺倒だった明治11(1878)年に来日したフェノロサは、教え子の岡倉天心とともに日本美術の再興に努める。やがて伝統的な日本美術を教える〈東京美術学校〉も開設。校長となった天心は、「伝統を学ぶ。写生をする。意味を表現する」の3つが新しい日本画と説いた。そんな中、中国と日本の史話や神話を題

Beach House(1995)|ルバイナ・ヒミッド

ヨーロッパなんかでは、ビーチ沿いに木製の小屋のようなものをよく見かけます。白や黄色、ピンクなどのパステルカラーで塗られたりしちゃって、おしゃれなんですよね。バカンスの象徴みたいにして、夏の太陽の下でキラキラして見えちゃう。機能は物置だったり、小休憩所だったり、別荘だったりする、そんな「ビーチハウス」ですが、浜辺にある小屋といったら「海の家」が真っ先に思い浮かぶはずで、悔しいかな、どうも日本人には馴

時を経ても色褪せない、ある活動家の遺稿。

日米安保条約改定やベトナム戦争激化のさなか。1970年、学生運動に没頭する若者たちが創業したのが〈模索舎〉だ。ゆえに社会主義やアナーキズムなどの政治・思想系の書物が棚を埋め、加えてサブカルチャー本や漫画、ミニコミやZINEも豊富に取り揃う。

共同運営者の榎本智至さんの2018年の一冊『[新版]黙って野たれ死ぬな』は1975年、29歳で焼身決起した船本洲治の遺稿集だ。「東京・山谷や大阪・釜ヶ崎で日

厄除面

 約600年前の室町時代初期に創建されたと伝わる、埼玉県川口市の鎮守 氷川神社。八岐大蛇を退治したことで知られる素盞嗚命をお祀りする神社です。“邪”を裂き“魔”を祓う、という強力な霊力を持つ素盞嗚命にあやかり、厄除け、除災招福の御利益があるとされ、多くの参拝客が訪れています。
 こちらの授与品として、古くから愛されているのが「厄除面」です。御祭神である素盞嗚命の迫力ある顔をモチーフにした張り子の面

Walking in Melbourne.10. 2018(2018)|ジュリアン・オピー

 イギリスの現代美術家、ジュリアン・オピー(1958〜)。80年代にアートシーンの新星として一躍注目を浴び、いまでは世界中の主要な美術館に作品が収蔵されています。シンプルな太い黒線で縁取られた人々の絵は、誰もが一度は見たことがあるのではないでしょうか(Blurの『ザ・ベスト・オブ』のジャケになったイラストも有名!)。丸い顔はのっぺらぼう。その下に首はなく、手足も省略されています。それでも、それぞれ

ネットショップ・アガベ

現代美術家で、世界的に有名なアガベのコレクターでもある川井昭夫さんが運営する、アガベのみを扱うオンラインショップ。川井さんは、多肉植物においていえばアガベにしか興味がなく、日本に輸入できる種はほとんど所有しているという。その数、なんと200種類。それらすべてを富山にある12棟もの温室で栽培・育成しており、販売するのは厳選された子株や実生株、もしくは直接輸入したものだそう。斑入りからレア種まで、あり

Matching Pair(2017)|グレイソン・ペリー

「壺」と言ったら、骨董屋の商品でしょーとか、お金持ちの家の客間に飾ってあったよーなとか、そもそも何に使うのよ? ……と、まったく身近に感じないシロモノですよね。でも、そんな“古臭い”先入観を払拭してくれるのがこのグレイソン・ペリー(1960〜)
というイギリス人のアーティスト。20
03年にイギリス現代美術の最高賞といわれるターナー賞を受賞した、国際的な評価も高い作家です。今年、彼が制作した新作は

カジュアル対応の上質ブーツ。

1975年にイタリアで創業しメイド・イン・イタリーの靴作りにこだわる〈サントーニ〉。今季は、エレガントな雰囲気を持ちながらもデイリーに履けるレースアップブーツが登場。上質なスエード素材のアッパーとラバーソールを組み合わせ、さらにはポップなシューレースをあしらったデザインが魅力。86,000円(サントーニ/リエート☎03・5413・5333)