
波紋を呼ぶ、メジャーリーガーの「ズル」。
メジャーリーグで大問題になっているのが「サイン盗み」。2017年にワールドシリーズで優勝したヒューストン・アストロズが、センターカメラからの映像を基にして、打者に球種を伝達していた。その伝達手法がダグアウトにあるゴミ箱を叩くという、ある意味、古典的なもので笑ってしまった。2回叩いたらチェンジアップ、1回だけならスライダーやカーブ。音が聞こえなかったらストレート系だという。
アメリカは「ズル」
メジャーリーグで大問題になっているのが「サイン盗み」。2017年にワールドシリーズで優勝したヒューストン・アストロズが、センターカメラからの映像を基にして、打者に球種を伝達していた。その伝達手法がダグアウトにあるゴミ箱を叩くという、ある意味、古典的なもので笑ってしまった。2回叩いたらチェンジアップ、1回だけならスライダーやカーブ。音が聞こえなかったらストレート系だという。
アメリカは「ズル」
2月というと、メジャーリーグのキャンプ取材を思い出す。一年の仕事を通して、いちばん幸せな時期かもしれない。特にアリゾナ。2月だというのに燦々と日差しが降り注ぎ、空気はカラッと乾燥している。朝から野球の練習を見ているだけで幸せな気分になる。
キャンプ中、日本人メジャーリーガーはホテルに泊まるのではなく、一軒家やコンドミニアムの一室を借りて生活する。
石井一久、斎藤隆、黒田博樹といった選手たちの
メジャーリーグもいよいよ佳境を迎えるが、毎年、シーズン終盤に話題になるのが、新人たちの「仮装」。これは「ルーキー・ヘイジング・デー」と呼ばれ、試合終了後にロッカーに戻ると自分の服がどこかに消え去り、恥ずかしい服がハンガーに掛かっているというわけ。男たちの世界の通過儀礼として、メディアでも取り上げられ、ファンの間でも親しまれてきた。
これまで日本人メジャーリーガーも、田中将大がヒップホップ歌手、
プロ野球選手の仕事の大部分を占めるのが「移動」。メジャーリーガーだと、アメリカ大陸移動のために5、6時間も飛行機に乗らなくてはいけないし、そうなると、大事になってくるのが機内での過ごし方であります。
ブルージェイズで活躍した「ムネリン」こと川㟢宗則選手は、チームメイト、特にドミニカなどカリブ海諸国の選手からの人気が高く、「ムネ、一緒に飲もうぜ」と誘われるのだそうだ。何を飲むんですかと尋ねれば、
トップアスリートだったら、「道具にもこだわるのが当たり前でしょ」と思われるかもしれないが、ことメジャーリーガーに関していえば、拍子抜けするほどアバウト。
選手の分身でもあるグラブ。日本だと少年野球のうちから使いやすいように油を塗ったり、丁寧に使っていくことを教え込まれ、プロ野球選手ともなれば、職人さんに専用のグラブを作ってもらったりする。レッドソックスの上原や、レンジャーズのダルビッシュのグラ
野球のスプリング・トレーニングの季節がやってきた。アリゾナのキャンプ地に行くと、天国に来たように感じる(特に3月。2月のアリゾナは意外に寒い)。日米を問わず、キャンプ地の光景として目に入ってくるのがサインをねだるファン。純粋にコレクターの人もいるが、子供を使って頼む不届きなオヤジもいる。きちんと自分でもらいましょう。
日本の選手は、黒のペンでボールにサインをすることが多いが、メジャーリーガーは
メジャーリーガーで「インテリ」と見られる選手たちだと、Kindleを持って移動している。アメリカのハードカバー本は分厚くて重すぎるから、出張続きのメジャーリーガーには、Kindleサイズがありがたいのだ。
2013年アメリカ球界で話題になったのが、『The Car−dinalWay』という本。しかし、これはどこにも売っていない。セントルイス・カーディナルスの球団関係者、選手たちに手渡される分厚