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タイ料理

【美青年と混ざる世界】イスラエルとカンボジアを一晩で……。

 ミャンマー料理屋のインテリおかみに前回教わった、納豆にニンニクを混ぜ唐辛子をかけて混ぜちらかす、という食べ方、それは、ニンニクの臭さと納豆の臭さが殴り合いの喧嘩をした後に仲直りしたような、独特な風味であって、それにドはまりし、もはや、ニンニクなければ納豆は食わぬ、という境地に至った松尾は、今回も日本にいながら食で世界旅行をしております。
「次は、イスラエル料理を食べましょう」と社長は言う。
 イ

【ミャンマー、社長、四谷のママ】松尾スズキの“胃”に“ミャンマー”が入った!

 税金が高い。高すぎる。しかし、それを押しても日本はいい国だ。日本にいながら世界中の料理が食えるのだ。旅の醍醐味は食にある。私はそう思う。中国に行ってノルウェー料理が食いたいという混乱した人間はそういない。空港に着いた瞬間から、うまい中華が食いたい、で、中華を食う、ああ、しみじみ中国に来たなあ、と、そうなるのが、旅である。ならば、逆に考えれば本場の中華を食ってさえいれば、日本にいようが少なくとも胃

タイ/ゲーン・カチャン国立公園

「人が少なく、静かだけれども、生き物の気配に満ちた場所」。それが私にとっての楽園です。ブログで知り合った現地の虫屋さん2人にナビゲートしてもらったのですが、渓流沿いに集まる数百頭のチョウの集団吸水やステンドグラスのような翅を持つトンボ、トゲグモやテングビワハゴロモ、ツムギアリに守られるツノゼミなど、形も色も大きさも、日本の虫とはまた違った良さ! 昼は保護区で虫探し、夜はタイ料理にビールの夢のような

Climpson’s Arch

ハックニーで人気のアルチザンコーヒーブランド〈Climpson & Sons〉は、コーヒー豆を焙煎する倉庫を夜限定で若手シェフに貸すことにした。現在ここには〈Som Saa〉というタイ料理屋が入っているのだが、暗い高架下にもかかわらず連日大繁盛。実はシェフのアンディ・オリヴァーは人気テレビ番組『Master Chef』の決勝進出経験があり、10年間タイ料理を勉強した後バンコクで修業を積んだ、本場以

アジア〜欧州〜南米〜アフリカ。まだまだ続く世界の辛旨い料理。

唐辛子スパイスの強烈な辛味が効いた鶏シチュー。

オーナーシェフの生まれ故郷エチオピアのごちそうがコレ。大量のタマネギを、バレバレと呼ばれる唐辛子ベースのミックススパイスと、半日以上ひたすら煮込んで作る鶏のシチューだ。さすがはアフリカ有数の唐辛子大国、シェフが本国から取り寄せているというこのバレバレが、脳を直撃するような辛さ。が、タマネギと鶏肉がそれに負けない甘味とコクを放っていて、後を引く。

モンティーの「ラープガイ」|平松洋子(エッセイスト)

 タイ語が描かれた色とりどりのステッカーに、キッチュなテーブルセット、巨大な扇風機。まるでバンコクの街角のように見えるここは、日本最古の地下街、浅草地下商店会の一角にあるタイ料理店〈モンティー〉の店先。お気に入りのラープガイを前に、平松洋子さんのテンションも上がる。
 食文化と暮らしをテーマに、長年アジア各国を取材してきた平松さんにとって、タイ料理は興味の尽きない題材。他国に比べて、非常に特徴的だ