
エレノア・コッポラ監督が紡いだ、大人の男女のフランス旅。
80代にして、エレノア・コッポラが初めて撮ったフィクション映画『ボンジュール、アン』は、とてもチャーミングな作品。映画プロデューサーの夫と、家庭を支えてきたアン(ダイアン・レイン)が、ある事情で夫の仕事仲間のジャック(アルノー・ヴィアール)と2人、カンヌからパリまで車で移動することに。ところが、人生を謳歌する典型的フランス男性・ジャックのせいで寄り道ばかり。目的地まで最短コースを突進しがちな日本人
80代にして、エレノア・コッポラが初めて撮ったフィクション映画『ボンジュール、アン』は、とてもチャーミングな作品。映画プロデューサーの夫と、家庭を支えてきたアン(ダイアン・レイン)が、ある事情で夫の仕事仲間のジャック(アルノー・ヴィアール)と2人、カンヌからパリまで車で移動することに。ところが、人生を謳歌する典型的フランス男性・ジャックのせいで寄り道ばかり。目的地まで最短コースを突進しがちな日本人
フランシス・フォード・コッポラの妻であり、ソフィアの母。『地獄の黙示録』の波乱に満ちた製作現場を捉えた『ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録』などのドキュメンタリー監督・美術家として活躍していたエレノア・コッポラが、80にして初のフィクション映画に挑戦した。「74歳の時に企画を思いついたのだけれど、資金を集めるのに6年かかってしまったの。80歳で映画撮って何がいけない? 失敗したって誰も傷