
歌舞伎座裏 まさし | 東銀座
1988年に開いた下北沢のバーを出発点に、現在は〈並木橋なかむら〉等の和食店を手がける中村悌二さん。今や系列店は8軒を数え、渋谷〈高太郎〉、門前仲町〈沿露目〉など、人気店の店主を多数輩出する。今年もOBが続々独立。同じ師に学んだ新星の注目店へ。
1988年に開いた下北沢のバーを出発点に、現在は〈並木橋なかむら〉等の和食店を手がける中村悌二さん。今や系列店は8軒を数え、渋谷〈高太郎〉、門前仲町〈沿露目〉など、人気店の店主を多数輩出する。今年もOBが続々独立。同じ師に学んだ新星の注目店へ。
小田原の朝獲れ魚介に2人のシェフが魂を込める。
オーナーは日本とイタリア両方のソムリエ資格を持つ淵本聖一さん。シェフはトスカーナの〈ダ・カイーノ〉などで修業した天野智詞さん、〈カノビアーノ〉などで研鑽を積んだ永原武史さんの2人。その強力な布陣により、創造性豊かな料理とワインを堪能できる店。魚介は小田原直送の朝獲れものが中心で、ワインは約300種を用意。「ワインのペアリングコースも3種類3,780
下町の路地裏で、極厚ビステッカを食らう。
オーナーシェフの大沼清敬さんが、「これを食べてもらいたくて店を作った」と言う一品がブラックアンガス牛の炭火焼き。フィレンツェの流儀そのままにTボーンを30分以上かけて焼くことで余分な脂を落とし、肉の旨味を際立たせる。ワインセラーには100種以上のイタリアワインがあり、解説タグが付いているためセラーに入って自分で選んでもOK。焼き上がりを待ちながらワインを
個性豊かな「モツ」の魅力に開眼するトラットリア。
ハムカツならぬ、牛の“ハツ”カツを食べられるのが、こちら。店名にある“トリッペリア”とは「モツ料理専門店」のこと。それだけに内臓料理にはひときわ力が入っていて、オーナーシェフの山内美弥さんは、信頼関係を築いた業者さんから、国産の新鮮なものだけを仕入れる。トリッパのトマト煮やモツのフリットは、丁寧な下処理を施すことでそれぞれの部位の魅力が際立ってい
修業先の代官山〈アントニオ〉の求人を『ガテン』(肉体労働系の就職情報誌)で見つけたというエピソードに時代を感じる。イタリア修業は2、3年で数州を回るのが一般的だった当時、ピエモンテだけで5年を過ごした。「自分は器用なタイプじゃない」と、事あるごとに言うが、「一筋」のキャリアが武器に。2007年、ピエモンテ料理を主軸にした〈オストゥ〉をオープンし、郷土の味を根づかせてきた。仔牛のツナソース、アニョロ
今日のディナーの気分は、季節を感じられるピチピチの魚でしょうか? それとも、食べ応えのある牛肉でしょうか? 片や、「いい魚をもっとカジュアルに!」と意気込むチームの意欲店。もう一軒は肉焼きに魅せられたシェフの新店。
有楽町から新橋に続く高架下一帯のコリドー街は、今やナンパの新名所(?)。界隈のお盛んムードを横目に、袋小路にひっそり看板を掲げた和食店。一方は、コリドー時代の常連に支えられ新富町に新規オープン。場所柄をわきまえる大人のために推薦したき2軒。
「きちんとした料理とワイン」な店が意外とない! そんなオフィス街に救世主が現れた。食材の生産者に近い店、王道クラシック路線とキャラは違えど、ともに地に足がついた料理と大人のサービスがウリのイタリアン。お一人様受け入れ態勢も万全です。
片や、デンマーク帰りのシェフが腕を振るう新・北欧料理のテイスト漂うレストラン。片や、近頃話題のシャルキュトリーが評判のビストロ。最旬のフレンチ店が、サラリーマンの街・新橋に誕生。環状2号線の完全開通に向け、新橋フレンチ、盛り上がるか⁉
「夜営業のようなごちそうだけではない食材の魅力を伝えたい」との思いが込められた朝の定食。南部鉄の厚釜で“強火の攻め炊き”をする新潟県魚沼産コシヒカリのご飯に、島根県の近海で水揚げされる鮮魚の干物は炭火焼きで提供。3種の味噌をブレンドした味噌汁に手の込んだ小鉢も抜かりなし。わざわざ誂えた作家ものの器でいただく、これぞ極みの朝食。