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モロッコ

まだ観てないのは、 まだ辿り着いていないから。| 町山智浩 (映画評論家)

「まだ観てない映画が思いつかない」とは、インタビュー依頼時の第一声だ。映画評論家としてメディアで紹介した作品は2000本を超え、飯田橋界隈での映画少年時代から米国在住のいままでに観た映画となれば、それ以上。そんな町山さんの「まだ観てない映画」は「まだ辿り着いていない映画」である。では、“辿り着く”とはどういうことなのか?

「もともとは、アクションやホラー、怪獣、SF映画ばかりを観ていました。途中

脳と体をほぐす、“周波数マッサージ”。|櫻木大悟(D.A.N.)

 モーリッツ・フォン・オズワルド・トリオの『ヴァーティカル・アセント』(20
09年)が発表された時、DJのリカルド・ヴィラロボスがこの作品を“周波数によるマッサージ(原文はFrequency Massages)”と評したんです。脳と心に施術してくれる音楽。医学にも正式にそういう療法があるみたいですが、一種の音楽ジャンルとして捉えているのが、すごくおもろいと思ったんです。細かく聴けば、複雑なリズム

古着に新たな命を吹き込む。|原田真助

「僕のやりたいことは、ゴミと化した古着を再生することで、目の前にいるお客さんを楽しませ、新たな価値観を伝えていくこと。今まで人間は、新しい資材で洋服を作りすぎてしまったと思うんです」
 そう言い切るのは、古着再生師・原田真助さんだ。古着を単なるファッションとして捉えるのではなく、よりよい生き方を導き出す一つの鍵のようなものだと考えている。
「もともと古着が好きで、ヨーロッパ古着屋をやっていたことも

今季、気になるアロハシャツ。

ヴィンテージの生地やプリントを用いたシャツを中心に展開するアメリカブランド〈ギットマン・ヴィンテージ〉。この春は鮮やかなフラワープリントのアロハシャツが登場した。タイトすぎないボディと、短めの丈で夏の定番シャツとして重宝しそうだ。同柄のショーツも展開中。21,8
00円(ギットマン・ヴィンテージ/アウターリミッツ☎03・5457・5637)

Ethos

 ポール・マッカートニーらが提唱する「ミートフリー・マンデー」とは、地球温暖化防止、健康維持などのために、月曜は肉抜きで! というキャンペーン。こちら〈Ethos〉では、野菜、果物、豆類などを使った菜食料理がビュッフェ式で食べられる。温かいもの、冷たいもの、甘いものに分けられたカウンターには各10種類以上の料理がずらり。味噌田楽、インド風スコッチエッグ、モロッコ風ヒヨコ豆など、各国料理を取り入れた

女の怒りに共感することで、男は初めて男らしい男になる。

 モロッコ・カサブランカに住む同姓の女性から出自を訊ねる手紙を受け取ったチェは、「私とあなたとが近縁の親戚関係にあるとは思えないのですが、世界で不正義が犯されるたびにもしあなたが怒りに打ち震えることのできる方であるならば、私とあなたとは同志にほかならず、このことの方がよりいっそう重要です。“祖国か死か、我々は勝利する”」と返信。この挿話を知り、私は「2つ、3つ、無数のベトナムをこの惑星上に咲き溢れ

新東記の「ブラックペッパークラブ」|大屋夏南(モデル)

 中華、マレー、インド、そして中華とマレーが融合したプラナカン。多様な文化が混在する多民族国家シンガポールでは、食もまた多彩。代表的なローカルフードとしては、海南鶏飯(海南風チキンライス)に肉骨茶(豚肉を漢方などで煮込んだスープ)、フライド・ホッケンミー(福建式の海鮮焼きそば)、ラクサ(ココナッツ風味のカレー麺)などがよく知られている。
 2年前、取材で現地を訪れたモデルの大屋夏南さんは、そんなシ

焙煎機とコーヒーミルのあるミッドナイトロースターの家。

 玄関を開けるとすぐ横に、コーヒーの業務用焙煎機がドン! と置いてある。高さは2m以上、奥の消煙機まで入れると幅は4m以上。大きな焙煎機があると聞いては来たものの、家の中で間近に見ることがないからか、その大きさに思わず驚きの声がもれる。
 鎌倉でカフェ ヴィヴモン ディモンシュを営む堀内隆志さんの住まいは、店から車で約10分。築25年の木造2階建てで、住み始めたのは5年ほど前。妻の千佳さんが不動産