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宿泊施設

アートやデザインと大胆に融合した宿泊施設が、7月に続々オープン!

 ここ数年、アートやデザインを切り口にした創造性の高いホテルが続々登場。その勢いは止まらず、東京では、さらに大胆な表現の場に振り切った施設が誕生している。

 まず、ホテル空間全体をアートの「見せる収蔵庫」にしてしまったのがKAIKA 東京。築54年の倉庫ビルを再生した建物の共用部分を、中目黒のVOILLDら気鋭のギャラリーが自らの所蔵作品の公開保管スペースとして利用。また、新しい才能を「開花」さ

【話題のアート】気鋭アーティスト5名による『楽観のテクニック展』が開催中!

 人間の力の及ばぬ問題や人間同士の問題、そこから発生する様々な情報や言説。多くに触れすぎて心が張り詰めてはいないだろうか。はたまた、細切れになった世界の狭間に落っこちて、分断を感じてはいないだろうか。常に静かな緊張感が求められる現代において、“楽観”という言葉は人々に何を連想させるのだろう。

 京都府天満町のアート宿泊施設〈BnA Alter Museum〉で、特別企画展『楽観のテクニック』が行

名建築で辿る、大阪の100年史。

味のあるレトロビルから最新の建築まで、なぜ大阪にはさまざまな年代の名建築が存在しているのだろう? 建築史家の倉方俊輔さんに教えてもらった、都市構造と、近現代の名建築から見える、大阪の100年史。



 大阪はカオティックな街だと思われがちですが、都市構造は明快です。ベースは豊臣秀吉による碁盤の目状の街割でした。近代に入り、政治、産業、交通手段の変化に合わせて新たな建築が造られ、街の造りも変化し

【話題の本】レティシア・コロンバニの2作目『彼女たちの部屋』邦訳版が近日発売。

 フランスで100万部を超えるベストセラーとなり、折しもその頃世界的に拡散した「#MeToo運動」の中で、フェミニズム小説としても高い評価を受け、その後日本でも出版され話題となった『三つ編み』の作者レティシア・コロンバニの待望の新刊『彼女たちの部屋』の日本語版が間もなく刊行される。コロンバニは、それまでもオドレイ・トトゥ主演の『愛してる、愛してない…』などの映画監督や女優として活躍していたが、初め

サステイナブル先進島、 マウイ島の豊かな風景。

ハレアカラ山中腹のクラにある〈オオ・ファーム〉。約3万㎡の広大な敷地で、さまざまな野菜やフルーツ、コーヒーなどを育てている。こちらの大きな特徴は、有機農法、なかでも不耕起栽培(No-till farming)にこだわっていること。土を耕さず、植物本来の力を信頼しながら肥沃な土壌を保つ農法で生み出されるとりどりの作物は驚くほどに味が濃い。採れたての作物をファーム内のキッチンで調理した朝・昼食の至福感

「破壊と創造」の痕跡に地球の摂理を見る。

「ハワイへ行きたい」と言うとき、人はどんな光景を思い浮かべているのだろう? ご機嫌なサーファー。ゴルフ場の青々とした芝生。フルーツ山盛りのアサイーボウル。道の脇にこぼれるように咲くハイビスカス。ビキニ姿のおばあちゃん。免税店のすんと冷えた空気を思う人だっているかもしれない。訪れる誰もが、それぞれの楽しみ方と過ごし方を見つけられる場所。世界のどこでも本来はそういうものだろうけれど、太平洋にぽつんと浮

新しいのに懐かしい、集い賑わい、設えの秘密。

店先に赤ちょうちんが灯り、コの字カウンターでは、日本の高度成長期を支えるモーレツ社員が、杯片手にその日の疲れを癒やす……。昭和から長く続いている大衆酒場は、こんなイメージだった。
 
平成末期には、そうした古くからの酒場巡りが、男女や世代を問わずブームに。吉田類さんに代表される酒場の達人が薦める店は、たちまち人気店の仲間入り。未知の世界を覗く冒険的な要素があるし、一歩足を踏み入れてみれば気のおけな

牧場の真ん中の別荘地で、“日常の圏外”を楽しむ。

札幌から東へ約1時間の長沼町。馬追丘陵を登り車を走らせると、でこぼこ道の突き当たりの丘の上で、シャープな2階建てが迎えてくれる。昨年8月、別荘地としても人気のエリアにオープンした〈MAOIQ〉は、一棟丸ごと貸し切れる贅沢なバケーションハウス。この地に惹かれ、毎週のように訪れるうちに移住を決めたというオーナーの武隈洋輔さんが、多くの人にその魅力を味わってもらいたいと、3年前に自宅として建てた空間を宿