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オーセンティック

クラシック音楽、いろんな入り方がありました。

大阪の心斎橋に、〈nadja〉というバーがあります。着物をビシッと着こなすママ、玲子さんがカウンターに立つ10坪ほどの店内には、アルテックの巨大なヴィンテージスピーカーが2台。ストーンズやピンク・フロイドなどのクラシックなロックと並んで爆音でかかるグレン・グールドのかっこよさが、私がもっとクラシック音楽を聴いてみたい、と思ったはじまりでした。

さて、クラシック音楽と聞くと、ハードルの高い印象かも

NEW TECHNOLOGY|新しい定番、未来のヴィンテージ。

16世紀、ガリレオ・ガリレイによって振り子の等時性が発見され、人は時を正確にカウントする術を得た。そして1656年、この法則を利用し、ゼンマイの巻き戻りを制御する仕組みをクリスチャーン・ホイヘンスが考案し、振り子時計を製作。以来、機械式時計の基本原理は変わっていない。腕時計においては振り子のウェイトに代わるのがテンワ、吊り紐に代わるのがヒゲゼンマイである。そんな腕時計のムーブメントに大きな革新が訪

CHALLENGE|新しい定番、未来のヴィンテージ。

ファッションなどの異業種から時計市場に参入することは、意外とたやすい。スイスには、OEMを専門とする時計メーカーが何社かあり、製作を丸投げすることができるから。しかしそれをよしとせず、スイスにアトリエを置き、時計製作に真摯に向き合う非時計専業ブランドが、いくつも存在する。例えば、奇才ミケーレの大胆なデザインが腕時計でも好評なグッチは、1970年代にいち早く独自の時計製作に着手。今年は、時刻表示にお

新しいチャプターを始めたくて仕方がなかった。

(前回)

新しいグラマーを追求し続けてきた過程で私たちが発見したものは、もはやメゾン マルジェラの血管を流れる血となった。だから私は新しいチャプターを始めたくて仕方がなかったんだ。なぜなら、世の中にすごいエネルギーが満ち溢れているのを感じていたから。それで考えついたのが「デカダンス」という概念。で

服の履歴書

60年代のオリンピック選手が着ていそうなクラシックでスポーティなニットやブルゾン。グラフィカルなロゴやトロンプルイユ(だまし絵)ポケットは、高度なニッティング技術で表現したという。ルックにたびたび登場するパディング入りのハットは、ブランドのアイコンといえるブラックナイロン素材を使用。ミウッチャ・プラダが仕掛けるクリエイションを、パズル感覚でミックスしたかのようなスタイルだ。

大学教授が分析 ヒップホップカルチャーで読み解く『ヒプマイ』。

「ここ10年ほど、キャラクターコンテンツとヒップホップの相性はいいんじゃないかと考えていました。まず、アイドルを主人公にした音楽ゲームや、声優さんをアイドルグループとしてデビューさせることが一般的になり、キャラクターを打ち出すために、ほかのメディアと並行して展開することが増えてきた。中でも、CD作品では、歌はもちろん、ドラマなどを収録し、キャラクターの声や特性、ストーリーなど、ゲーム内では詳しく説