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活版印刷

山本貴光 × 佐藤亜沙美|本と読み手との対話を追って、マルジナリアの世界へ。

常軌を逸した本読みとして知られる著者は本に書き込みをするマルジナリアンでもあった。夏目漱石、石井桃子、デリダに著者自身によるものまで、本に施された魔改造の軌跡をたっぷり収録。軽やかな優しさをまとった文章と、不思議がまぶされたビジュアルが目に楽しい。『本の雑誌』連載の単行本化第1弾。本の雑誌社/2,000円。

【10・30min.】夜までどうする?所要時間別、 福岡の過ごし方。

 見る、食べる、買う。旅先での過ごし方は千差万別だけれど、せっかくならその土地独自の体験を模索したいもの。ならば福岡で過ごす一日はどうだろう。この街は、コンパクトであるうえに移動手段も豊富。少し足を延ばせば一風変わった水族館や離島にだって行けてしまう。ひるがえって、実は近場に予期せぬ特別な体験を得られる場所がいくつも潜んでいる。ここでは、買い物や食事はそこそこに、所要時間別の明確な実体験テーマをプ

産業としての活版印刷の歴史をつなぐ、溪山丈介さん。

板橋にあった〈内外文字印刷〉を叔父から受け継ぎ、名前を変えて移転したのが6年前。浅草界隈には活版をやっている印刷会社や製本屋さんもあって材料も仕入れやすいんですよ。文撰の職人が活字を拾い、植字の職人が版を組み、印刷するという明治初期に普及した手法で印刷物を作っています。今は詩集を作っていて、ほかには句集、名刺や葉書、企業の刊行物、珍しいところでは、昨年東京オペラシティ アートギャラリーで開催された

TUMBLEWEED/アトリエみちくさ

「もともと若い世代に向けて、花を飾ったり贈ったりする慣習を、それも一つのカルチャーとして伝えていけたらという思いがあった」と話すオーナーの井本幸太郎さん。〈アトリエみちくさ〉は奥さんの絵美さんが2003年に立ち上げたフラワーショップ。当時印刷業界にいた幸太郎さんは奥さんの店舗運営に携わっていくなかで、活版印刷機を導入するなど、紙ならではの風合いを生かした自身のアートワークと花を一緒に提案する形を築