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世田谷区

フラワーチャイルド

2000年代のニューヨークでバリスタ修業をし、09年東京に店を開いた田中勝幸さんは、日本におけるサードウェーブカルチャーの第一人者。当時、焙煎から抽出、サービスまでを1人で行うスタイルは、コーヒー業界に大きなインパクトを与えた。契約農園の豆で作る「フラワーチャイルド」は、開業時からのハウスブレンド。「ビターチョコレートのようなしっかりとしたコクが特徴。エスプレッソはもちろん、フレンチプレスやハンド

ルガリコーヒー ウォッシングステーション

東京・世田谷から、全国にコーヒーカルチャーを発信する焙煎家の柴佳範さんの自慢の銘柄。「2016年に操業を開始したウォッシングステーション。農家との信頼関係プラス最先端設備の導入で、急激に伸びてきた生産者です。豆は、西部キブ湖沿岸の産地で栽培し、ナチュラルで精製したブルボン種。アプリコットや黄桃の甘い香りとフレッシュ感を最大限に生かすべく、浅煎りに焙煎。シロップのような口当たりが持ち味です」(石谷)

FINETIME COFFEE ROASTERS(東京/経堂)

オーナー・近藤剛さんは東京だけで約200軒のカフェを巡り、コーヒーの味を研究。築50年の古民家を改装し住居空間を2階に構えたロースタリーをオープン。「スペシャルティコーヒーは和食と同じ。良い素材を入手して生かさないと」。味の8割は豆で決まると仕入れに力を入れ、酸味と甘さが際立つよう浅煎りに仕上げる。おすすめの提供方法はエアロプレス。「豆の味をしっかり味わってほしい。後味はすっきりしていますよ」

chouette torréfacteur laboratoire (東京/宮の坂)

3ツ星を獲得したレストラン〈カンテサンス〉の料理人だった高山健二さんが、世田谷線沿いに2017年にオープン。「豆は熟成肉のように、寝かせることで旨味が増します」。浅煎りも深煎りも、豆は必ず1週間、熟成させて販売。また、豆にストレスをかけないように低温焙煎を採用している。「これで香りも逃がしません」。エチオピアの深煎り「Numéro Zéro」の甘味と酸のバランスも、エイジングと低温焙煎が生むと語る

トロワ・シャンブル|柄本 明

 台本を読んだり台詞を覚えたりするには、家の中にいるより街に出た方がいい。余計な情報がたくさんあった方がなぜか集中できるんです。喫茶店は静かだけど人の気配はあるでしょ。あの感じがちょうどいいんですよね。家から歩いて来られる、〈トロワ・シャンブル〉にはもう30年以上通っています。マスターが無口で会話はほとんどないんだけど、程よくこちらのことを気にかけてくれる。僕はお店の人と喋るのが苦手なので、この距

堀口珈琲 世田谷店|ムラカミカイエ

 出張や旅行に行くと、必ずその地域の喫茶店に立ち寄るようにしています。必ず頼むのは、コーヒーとサンドイッチ。タマゴサンドは、生パンならゆで卵を砕いたタイプのもの、焼きパンならオムレツタイプのものが良いですね。スペシャルティコーヒーの先駆けともいえる〈堀口珈琲〉は僕の定番。丁寧に淹れられたコーヒーと、コーヒーとのマッチングを第一に考えられた月替わりのサンドイッチはほっと安心する味です。世田谷店は、コ

Mr.FARMER 駒沢オリンピック公園店

昨年3月、駒沢公園西口側の園内に登場した〈Mr.FARMER〉。契約農家から届く新鮮素材が人気の野菜カフェで、4店舗目となるここは近隣農家が作る野菜「せたがやそだち」も積極的に使用。朝7時から営業で、既に世田谷区民の憩いの場に。TO GOはヴィーガン対応のサラダやスムージーをはじめワインやスパークリングも対応。冷えた“泡”を園内のベンチで飲む至福も味わえる。

手と耳で昭和の音を感じる夏。

 ポップな色使いと玩具のようなプラスチック製の筐体。手軽にレコードを再生できる機器として、ポータブル・レコード・プレイヤーは再び日の目を見始めている。実際、再注目されているレコードは、2015年に66万枚弱生産され、前年比65%も需要を増やした。
 今回の『日本のポータブル・レコード・プレイヤー展』では、1960〜80年代に庶民に親しまれた多様なプレイヤーを展示する。その愛らしい小さな姿は、一台一