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集合住宅

孤高の建築家、ニーヴ・ブラウン再注目。

戦後の復興と平等な社会を目指し、1960〜70年代にロンドン各地で建設された公営住宅。その中でも秀作とされるのが、520戸が連なる〈アレキサンドラ・ロード・エステイト〉だ。
建設から約40年、設計者のニーヴ・ブラウンに建築界の最高名誉賞が授与された。
この集合住宅をこよなく愛し、受賞への働きかけを続けた2組の暮らしぶりを紹介。

藤森照信

都内港区のマンションの一室に、藤森ワールドが全開している。床・壁・天井はすべて同じ仕上げで、全面にクリの板が張られている。その中に、過剰なまでにつくりこんだ家具。どこか生き物のようなそれらの家具は、まるで楽しげに集い語らっているかのようにも見える。
 これまで屋根に木を植えたり、外壁を草でこんもり覆ったり、高すぎる柱の上に茶室をつくったり、独自の建築表現で世のほほえみを誘ってきた藤森照信さん。実は

Green|週末の時間が好きになる環境を求めて。 どこにいても、庭と緑が感じられる家。

別荘地で知られる神奈川県葉山町。「EAT GOOD」をテーマに食と向き合い、〈麹町カフェ〉などを手がける松浦亜季さんは、4年ほど前、東京都心部の集合住宅から、ここ葉山の家に移り住んだ。決め手はグリーン、緑豊かな環境だった。

 1970年代に宅地開発された葉山町の山あいの一角。家は築42年の木造2階建てで、敷地北側の庭は、町が所有する里山へと直接つながっている。すぐそこに聳える、木々に覆われた崖の

サーフィンから学んだ人生の大事なことが凝縮した家。

「デザインのことは、サーフィンが教えてくれた」。真っすぐな瞳でライアン・コンダーは語る。ウェスト・ハリウッドで人気のセレクトショップ〈サウス・ウィラード〉を経営する彼の原点は、4歳で始めたサーフィンだ。人生哲学は海から学んだ。そして何より、1980年代当時のサーフショップはクリエイティブな才能が集結し、結束の固いコミュニティを生み出す特別な場。10歳でサーフショップの店長を任されていたライアンのも

豊かな自然光に、名作家具やアート。インスピレーションは果てしなく。

「このスタジオでは、太陽の光だけで仕事しているんですよ」。24年間住んだサンフランシスコを「同じ土地に長くいるのもどうかと思って」離れ、八木さんがLAに引っ越したのは3年前。自然光が入らないため朝からハロゲン灯を点けていたSF暮らしから一転、現在は太陽とともに生活する。
 このダイナミックで開放的な空間が広がる建物は、元ランドリーだ。建築事務所、マーク・マックが改築を手がけた「ワークリブ(職住一致