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千代田区

SOCIAL GOOD ROASTERS 千代田(東京/淡路町)

福祉作業所の機能も備えたスペシャルティコーヒーの焙煎所。「障害のある方は主に生豆のピッキングを担当します。コーヒーが社会との懸け橋になってくれたら」と、ヘッドロースターの中村元治さん。『ローストマスターズ チーム チャレンジ』の優勝経験もあり、提供するコーヒーの品質管理も行う。売り上げは焙煎所で働く障害者に還元されるウェルフェアトレードの仕組みを導入。コーヒー事業の新モデルとして注目されている。

JUPITERS COFFEE ROASTERS(東京/半蔵門)

「メキシコを深く煎ってもらえますか」。お客の注文を受け、店主・河村英高さんは焙煎を開始。

「細かな好みに対応するため200gでも焙煎可能な特注の機械です」。最速15分のオーダー焙煎が可能で、扱う豆はほぼ固定化。シングルオリジンは15種揃う。料理人だった河村さんは、より日常的な味を創出したいと独学で焙煎を習得、2016年に開業。「ローストが強めでも爽やかさ・華やかさは出る」と中煎り~深煎りに力を入

変わらない場所で、タンゴと本を楽しむ。|森岡督行

 佇まいに惹かれて店の扉を開いたのは21年前。〈ミロンガ〉には、神保町で本を買った後に行きたくなります。芳醇な香りのカフェオレを飲んでいると、昔の自分のような青年が入ってきたり、これから自分が向かうであろう年齢のおじさんが腰掛けていたり、自分が人生のどの場所にいるかを客観視できるような感覚になります。そしてなんといっても店内に流れるアルゼンチンタンゴが魅力。レコードのプツプツというノイズも趣深く、

人間って美しい。忘れかけていた感覚を取り戻せるアート展。

 絵画や彫刻、現代のイラストレーションなどのアート作品のなかで、多くのアーティストが題材にし、鑑賞者の目を惹き付けるモチーフの一つが、女性を描いたものだろう。女性の美しい姿を表現した作品は、昔から世界中で愛されてきた。不朽の名作といわれるレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」をはじめとして、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」や、ラファエロの描く聖母など、美しい女性をモチーフに描かれた作品の数々

「ナニデデキテルノ?」とつぶやけば、大人も子供も好奇心が湧いてくる

「工芸」とひとくくりに呼んでも、陶器、漆器、織物のようにその種類はさまざま。これらの工芸作品がどんな素材からできているか気にしてみたことはあるだろうか。普段私たちが着ている「服」も、「繊維」が「糸」になり、それを織って「布」ができ、「服」になっている。今回、そのように一つの作品が何でできているのかということにフォーカスした展覧会が行われている。工芸鑑賞はちょっと難しい……と感じている人にこそ体験し

鶴八

 おまかせのみというスタイルを取る寿司店が増えつつある中、〈鶴八〉は、客が好きなものを注文できる、昔ながらの「お好み」を貫く。
 江戸前寿司の名職人と謳われた師岡幸夫さんが開いた小体な店は、17年前に師岡さんの弟子で現在の主・田島道弘さんが受け継いだ。そこで「初めて訪れて戸惑う人も多いのでは?」と恐る恐る問うたところ、一笑に付された。
「お寿司っていうのは、一貫一貫が完成した食べ物。だから食べたく