
東京大学


ユニークな動画でクラシックが身近に。世界で注目されるYouTuberたち。
バイオリニストの日常をコミカルに撮影した動画や、ピアニストによるメジャーソングのアレンジ動画……。クラシックYouTuberと呼ばれる人々が世界には数多くいて、そのコンテンツはクラシックをより身近に感じさせてくれる。昨今では、各地のストリートピアノで名演奏家が繰り広げる路上リサイタルが話題になり、一大ムーブメントに。そんな盛り上がりを見せるクラシックYouTube界で異彩を放つのがCateenこ

初代〈みんぱく〉館長によるアナログ時代の情報整理術とは? |梅棹忠夫
今年は日本万国博覧会(EXPO'70)が開催されてからちょうど50周年にあたる。当時のパビリオンのほとんどは姿を消したが、万博の精神を21世紀に継承する施設といえば、閉幕後、新たに創設された〈国立民族学博物館(みんぱく)〉だろう。
みんぱくの初代館長だった梅棹忠夫(1920~2010)は大阪万博にも深く関わっている。「太陽の塔」の地下部分のテーマ展示「いのり」の天井には、当時京都大学教授だっ

大阪万博の熱狂が生み出したレガシー。
大阪が、いや日本が誇る国立民族学博物館(以下みんぱく)は、施設規模では世界最大級の民族学博物館だ。こうした民族学博物館が、首都ではない場所にあるのは、世界的に見ても非常に稀なケース。なぜ東京でなく、大阪にあるのか? それは1970年の大阪万博で岡本太郎が提案した、太陽の塔の地下内部に世界中から集めた民族資料を展示し、人類の原点を示す、というアイデアが、みんぱく設立の契機となったからだった。
そ

[話題の映画] 『ガリーボーイ』新進女性監督が見つめた、インドのヒップホップシーンとは?
現在公開中の映画『ガリーボーイ』はインド初のヒップホップ映画。ムンバイのスラム街を舞台に、実在するラッパーの半生を描いた作品だ。メガホンを取ったのは、実力派女性監督ゾーヤー・アクタル。映画に感銘を受けたラッパーのダースレイダーとインドのヒップホップ事情を語り合う。

隈研吾建築都市設計事務所
・プロジェクトを止めるな。
・打ち合わせは10分間。
・無理に答えを出さない。

【大山】「ホーボー」の2人、 大山の商店街を歩く。
江戸の五街道の一つ、中山道の江戸から1番目の「板橋宿」(現在の板橋区仲宿周辺)は、旅人たちで大きな賑わいを見せた宿場町。現在の大山駅から西へ延びる「ハッピーロード」はその中山道から分岐した(旧)川越街道に沿って自然発生的に生まれ、第二次大戦後に発展した商店街。周辺には富士山へ通じる富士街道、鎌倉へ通じる鎌倉街道なども交差しており、まさしくジャンクションとして人々が行き交ったエリアだった。

【大山(後編)】「戦後の子」、憧れの洋食を語る。
音楽家と人類学者の時空を超えたぶらり旅。今回は前回に続いて板橋区・大山編。そもそも細野さんがこの街を訪れるきっかけになったとある洋食店で、2人の話題はまたしても「あの頃」の食へと時空を遡る……。

【合羽橋】「続・バーチャル談議」in入谷の洋食店。
音楽家と人類学者の時空を超えたぶらり旅。今回は合羽橋編その2。日本一の道具専門の問屋街を冷やかした後、北西の入谷駅方面へ。定番コースの洋食屋へと入った2人の、前回から続く「現代バーチャル論議」がさらに深い展開を見せる……。

お金のいらない時代が やってくるとしたら。| 伊藤直樹×山口揚平
僕たちの会社ではデジタルを使って人の体験をデザインします。「未来の体験を社会にインストールする」ことが社是なんです。シェアリングエコノミー(*1)が進む世の中でモノや情報をやりとりするとき、分散型でそれぞれ台帳管理ができて、セキュリティを保ちながらP2P(*2)通信が可能なブロックチェーンは革命的だと思いました。社会で動かすものを実際につくるという意味で、自分たちでゼロからビジネスモデルを考え、デ