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大学時代

ライアン・マッギンレーとビルケンシュトックの共通点。

インスタグラマー全盛の時代である。誰が何を着て、どんな靴を履いているのか、タグつけ機能によって具体的に可視化されている。この機能は、新たなファッションビジネスの方法論となり、インフルエンサーと呼ばれる言葉を生み、マーケティングのフォーマットを作り出した。SNSへの投稿を条件に、最新の洋服やスニーカーをプレゼントするなんて話はよく聞く。影響力の大きい有名人やブロガーに至っては商品をポストすることでギ

暗くてもネガティブでも読みたくなる、“実録私小説”とは?

近年 “実録私小説”なるジャンルの本が次々と出版されている。家族との軋轢や鬱病など、テーマはどれも人には話しづらいこと。彼らはなぜあえて書くのか、なぜ私たちはそれに惹かれるのか。実録私小説を書いた花田菜々子さんと、ジャンルの象徴的な一冊『夫のちんぽが入らない』の書籍編集を担当する高石智一さんに聞いた。

映画は現場の共通言語だから、 カントクが「観てない」は恥。 | 入江 悠 (映画監督)

『SR サイタマノラッパー』で注目を集めてメジャーデビューした入江悠監督。29歳の時にWOWOWドラマ『同期』の監督に抜擢された際、役者もスタッフもベテラン層に囲まれ、プレッシャーは相当なものだったとか。「せめて“自分の方が映画を観ているぞ”という自信がないと、現場に入った時に気持ちで負けると思って、撮影準備として、ひたすら映画を観まくりました。例えば、竹中直人さんが休憩時間にポロッと言った映画は

現実から逃避するために、真正面から音楽と向き合う。|Oneohtrix Point Never

 普段はNYに住んで活動しているんだけど、やっぱりクレイジーな街だと思う。昔から変わらないと思うけど、新しい音楽が次々と生まれてくるし、情報が氾濫していて。少し生活環境を変えようと思って、新しいアルバム制作のために、西マサチューセッツに1ヵ月間家を借りることにしたんだ。もともと僕の生まれた場所で、自然が多く、本当に落ち着く環境だった。でも、本当に田舎で、よそから引っ越してきた人が珍しいみたいでさ。

Hender Scheme|靴職人と密に関わるその意図は?

 革靴製作には、木型、吊り込み、中底など数多くの工程があり、それぞれに専門の職人が存在し、分業制が基本となっている。その職人たちの技を借り、一つにまとめ上げるのが靴デザイナーの役割だ。2010年に革靴をメインに展開するブランド、エンダースキーマを立ち上げた柏崎亮も、まさにその一人。現在は、東京の皮革産業の街として知られる台東区田原町にアトリエを構え、国内外でも人気を集める。なかでも、名作スニーカー

漫画を持っていっても、4、5年は採用されませんでした。|東海林さだお

 中学2年の終わり頃に栃木から八王子に戻って。高校は進学校でした。隣に一橋大学があって、一橋を受ける人が多かった。僕も勉強に励んだけど成績が良くなくてね(笑)。真面目な高校で喫茶店に入ったことがない生徒がほとんどでした。部活をやると大学に受からないと(笑)。なので、部活はなしです。でも授業中に先生の似顔絵を描いて、みんなに回したりしていました。手塚治虫さんがデビューした時代で、みんな影響されてプロ

高城晶平

 いつからか音楽を仕事にしたいと思っていた。高校で現メンバーの橋本翼さんと前身となるバンドを始め、大学時代には荒内佑さんも加わり、すでにceroの原型ができていた。
「大学を卒業する時も、特に就職活動はしませんでした。漠然と、あと2〜3年やるなかで何かきっかけさえあれば、いずれ音楽でやっていけるだろうみたいな確信がありました」
 幼少期、『COMIC CUE』でサブカル的目覚めを得た髙城晶平さん。

櫻井焙茶研究所

ウイスキーに煎り番茶、ラムに焙じ茶、ジンに煎茶、ウォッカには抹茶の原料となる碾茶。ハードリカーに茶葉を漬け込んだ「茶酒」を味わうなら、西麻布から青山へ移転した〈櫻井焙茶研究所〉を訪ねよう。白衣を着たスタッフに導かれ、茶室のような静謐さをたたえたカウンターへ。茶房と名づけられたこのスペースで、茶や和菓子とともに、「茶酒」やカクテルを提案するのが、所長の櫻井真也さんだ。大学時代にバーテンダーデビューを

Aslun

雑居ビルの2階。居酒屋やエスニック料理屋の看板が並ぶ中廊下は猥雑な雰囲気だが、〈アスラン〉の店内は別世界。
 ブビンガ材の一枚板で仕立てたカウンターでリーゼントヘアの店主・能條貴史さんがお出迎え。バックバーに並ぶ酒は約400本。その約8割がウイスキーだ。オールドボトルも多いが「日本人は酒を味わうにも素材の味を繊細に、となりがち。もっと自由に楽しんでいただきたい」と、カクテルでの提案にも積極的。勤め