
ビストロ


【ブラザーフッド】nou/Osteria Tre Pazzi

豊洲市場で朝食を。

〈Äta〉の「ポテトフライ」
〈Äta〉は、魚介類がウリのカウンタービストロ。だから、ポテトフライは完全に脇役。なのに、これが実に旨い。ポテトフライ評論家になりたいと思っていたほど好物なので、レストランでメニューにあれば必ず頼むんです。冷凍ポテトを使っていますが、そう聞いて眉をひそめる人は考えが浅い! フレンチの一流シェフが米油で二度揚げして絶妙な塩加減で仕上げるんだから、抜群に旨いんです。 会社から徒歩8分なので、残業帰りに

【夫婦ナチュラルワイン】Qkurt/Quec'estbeau
食堂やラーメン屋も夫婦で切り盛りするのは昔っから。「予約なしで入れる気軽な店」を目指す清澄白河のビストロ。「時間を忘れて食事を楽しんで」とコースを供する飯田橋のイタリアン。おしどり夫婦が醸し出す柔らかな雰囲気が、ナチュラルワインによく似合う。

僕の福岡。
福岡の正解をすべて詰め込んだつもりがまだまだ正解がありました。最後の最後に福岡の正解をもう一つ。東京と福岡の2拠点で活動する本誌担当編集者の考える福岡の正解、それは“人”でした。

福岡のフードシーンを騒がせる話題の店。
うまかもん激戦区である福岡で、実力店がひしめき合う中に果敢に飛び込む新規店をリストアップ。いやいや、勢いだけでないのです。この7軒が地元の食通たちをこぞって期待させている理由を説明します!

〈プロヴァンス〉から受け継がれるもの。
福岡では洋食業界において“○○出身の店”という言葉を聞くことはほとんどない。その中で異色なのが〈ラ・ターブル・ド・プロヴァンス〉の存在だ。これまでに多くの弟子、活躍する料理人を輩出してきた理由を紐解く。
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福岡の街で今年20周年を迎えるフランス料理店〈ラ・ターブル・ド・プロヴァンス〉。金沢出身のオーナーシェフ・野村健二さんが奥様・ゆみさんの実家がある長崎に近いという理由で福岡で開いた店だ。

福岡の自然派ワインの草分け的存在『とどろき酒店』●三筑
15年ほど前から自然派ワインを扱うとどろき酒店。代表の轟木渡さんがフランスのワイン生産者を訪ねた折、ワインに造り手の人柄がにじみ出ると気づいたのがきっかけだ。「今でこそ当たり前のことですが、当時は大発見。わくわくしながら店に置き始めたのに、全く売れませんでした」と笑う。くっきりした味のワインが好まれた時代に、自然派ワインは「濁って曖昧な味がする」と返品されることもしばしば。しかしその滋味と個性に

ハイブリッド
植物店の奥に広がる、ハイセンスな食卓。
・店主の武藤恭通さんは街の酒場から3ツ星レストランまで国内外で経験を積んだ実力派。
・バスク地方のシャルキュティエ、ピエール・オテイザ氏に師事したシャルキュトリも注目。
・手前のプラントショップ〈TRANSHIP〉には大型の観葉植物から小さな多肉植物まで。
スープ ガルビュール1,404円。料理でも使用している「純胡椒」などシェフのつながりでセレクトされ