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アズーロ(青)に、ウットリ。

往々にしてナポリのシャツは襟の先が開きがちだけど〈サルヴァトーレ ピッコロ〉の新作のようなオープンカラーは珍しい。この抜け感ある仕立てに鮮やかなアズーロ、ストライプが加わると、不思議なくらい都会的だ。〈エイチ ビューティ&ユース〉限定のシルエットは、オーバーサイズが新鮮。ストリートスタイルで着こなしたい。シャツ22,000円(サルヴァトーレ ピッコロ/エイチ ビューティ&ユース☎03・6438・5

祖父を敬愛する服作り。

〈アーネスト ダブル ベーカー〉の服作りのヒント、それはデザイナーの実祖父のクローゼットに眠る1980年以前のワードローブ。70年代を彷彿とさせるフレアシルエットをややすっきりとさせた、仕立ての良いパンツもその一つ。半永久的にセンタープリーツがとれないように、腰から裾までステッチが施された、紳士に嬉しい仕様だ。71,000円(アーネスト ダブル ベーカー/アディッション アデライデ☎03・5786

聞き返す罪悪感。

「こないだの店のさ」「昨日のやつどうなった?」と、妻がツーカーの会話をしてくるので、いつも「誰が?」「どこの?」とか聞き返して、「だから、あれだよ、あれ!」と切れられて、場の雰囲気が悪くなります。かといって適当に返事してたらバレたり。あるあるだと思うのですが、どうしたら円滑に行くでしょうか?(書店員/35歳/男)

一から十までカスタマイズ。

〈リュニフォーム〉はすべての工程を手作業で行うパリのバッグ・小物ブランド。魅力はベースとなるモデルを選び、生地やパーツ、イニシャルの刻印まで自在にカスタムできる公式オンライン限定のサービス。それが4月12日に丸の内でオープンした国内初の店舗では、実物を見ながら自分好みのデザインをオーダーできる。H30×W40×D12㎝。バッグ98,000円(リュニフォーム/エドストローム オフィス☎03・6427

服の履歴書

60年代のオリンピック選手が着ていそうなクラシックでスポーティなニットやブルゾン。グラフィカルなロゴやトロンプルイユ(だまし絵)ポケットは、高度なニッティング技術で表現したという。ルックにたびたび登場するパディング入りのハットは、ブランドのアイコンといえるブラックナイロン素材を使用。ミウッチャ・プラダが仕掛けるクリエイションを、パズル感覚でミックスしたかのようなスタイルだ。

冷戦を越えて。

1989(平成元)年にベルリンの壁が崩壊し、91年にはソビエト連邦が消滅した。このような世界情勢の変動もさまざまな形でアニメに影響を与えている。
 
例えば冷戦後の国際情勢の変化の中、日本も新たに積極的な国際協力を求められるようになり、92年にはPKOの一環として自衛隊のカンボジア派遣が行われた。こうした情勢を反映したのが『機動警察パトレイバー2 the Movie』である。本作は、東南アジア某国

あらゆる「分断」から、人々を解き放つための場として。

森美術館が日本の現代アートシーンを総覧する定点観測的な展覧会シリーズとして、2004年より開催してきた『六本木クロッシング』。6回目となる今回は「つないでみる」をテーマに掲げる。
 
インターネット中心の社会がもたらすディスコミュニケーションや差別など、様々な問題が顕在化する今日。価値観の多様性が認められるようになった一方で、SNSなどの存在が、意見や認識の同調を助長していることも事実だ。本展では

日本絵画は家具だった。

信長や秀吉ら天下人の注文に応えてゴージャスな桃山インテリアを制作したのは、日本画壇最強の絵師集団・狩野派。平安時代に生まれた優美でカラフルなやまと絵と、大胆な水墨画を融合させ、豪壮な画風を打ち立てた。ライバルは長谷川等伯率いる長谷川一門。両者とも、金箔地に濃彩を施した金碧障壁画と水墨の障壁画を描き分け、特に金碧障壁画は権力アピールの舞台装置として利用された。
 
一方、日本美術のアイコン的屛風を多