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アフリカ

【長野、仙台、大阪、小倉、津、そしてケニア。】そして、誰も皆無口で、ウガリを◯◯した。

芝居の巡業で、長野に行き、仙台に行き、大阪に行き、小倉に行き、三重の津にまで行った。「どこ行くの?」「津」。発するのに一秒かからないスピード感に満ちたこの町には、その名前にふさわしく一日しか滞在しなかった。芝居後、食べ歩きをする元気もなく、津の夜は終わったのだった。その土地に旅して、その土地のものを食えない。それは虚しい。仙台では牛タンを食べ、長野では蕎麦を食べた。津には、なんの思い出も残らなかっ

自分の作品は全部ね、まだ終わっていないんです。|松本零士

本当にインキンタムシが助けてくれたんですよ。漫画を描くときの目的意識をはっきりさせてくれました。それ以来、ずっと描いています。自由業ですからね、退職金もない、最後まで働かなきゃいけない。けれどガキの時から宇宙を飛ぶことが切なる思いですから。この地球を見てからあの世に行きたい。今までは残念ながら1万6000mまでしか行ったことがないんです。コンコルドを操縦させてもらいましてね、パリからリオデジャネイ

裸体デモクラシー。

ヌードを芸術として描き、公の場で鑑賞するという文化が日本に入ってきたのは明治後期。美しい裸体表現は精神の美を表す手段であると考える西洋では、ヌードが絵画の重要ジャンルであり、宗教画の場面という言い訳でエロスとしてのヌードもたくさん描かれてきた。が、日本ではそういう西洋のヌードに触れるまで、エロスを描いた春画はあれど「裸体」ジャンルはなし。日本の裸体デモクラシーは意外と最近のことなのだ。明治中期に渡

ナイロビのコーヒー

高校時代、親元を離れて寮生活を送っていた。寮生の出身地は様々で、国内だと北は北海道、南は沖縄まで。親の仕事の都合で海外で育ち、ひとりで日本に戻り寮生活を送っている生徒も少なくなかった。そういった寮生たちのほとんどは、やってきた都市の名があだ名になっていて、ジャカルタ、ナイロビ、ロンドン、上海など、これらは全てクラスメートのあだ名だ。夏休みが終わると、それぞれに地元のお土産を配ったりする。隣の部屋の

アグロタケシ

国際品評会『カップ・オブ・エクセレンス』の審査員を務める店主の内田一也さんは、中南米&アフリカ13ヵ国の農場主たちと交流しながら、コーヒーを輸入販売している。アグロタケシは、標高1,750〜2,600mにあるコーヒー農園として有名。地中に埋まるインカの遺跡の石の蓄熱により、豊かな風味のコーヒー豆が栽培できる。「素晴らしいテロワールで育った豆を中煎りすることで、柔らかい口当たりに。ピーチのような優し