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男らしさ

真似のできない男らしさ。その後ろ姿に勇気をもらう。|岡宗秀吾

 20年前に叱られて以来、水道橋博士に認められたいというのが僕の原動力です。芸人として世の中と戦うヒリヒリ感、痛々しいほどの迫力、その姿に毎度勇気をもらいます。また、結成時に血判状を交わすなど、クールスの激情に満ちた足跡も憧れ。革ジャンの匂い、ティアドロップのサングラスの奥の目。ディテールに胸が躍る! そんな過剰なまでの男道を求める一方、そのどれでもない一人間として生きていていいと、存在を肯定して

使い捨て感覚のシェーバー、ニューヨーク発〈Harry's〉。

シェーバーってファーマシーのカウンター奥のガラスケースに入っていて買うのが面倒だし、妙に高かったり、デザインされすぎてたりしない? という素朴な疑問に応えて2013年に誕生した〈ハリーズ〉。大手が出す旧式の男らしさをイメージしたものではなく、ポップで親しみやすいデザインと、程よい重さのある機能的な設計。そして流通までをまるっと自社で受け持つことで低価格も実現。時代感を纏ったバランスのいいシェーバー

“俳優・千葉真一”を作り上げた、粋な人生を生きる3人の男たち。

 高倉健さんには、デビューして間もない頃、本当によく面倒を見てもらいました。この方がいなければ今の私はありません。少し売れ始めてからも、撮影のない時は付き人をしていたほどです。健さんは厳しい人だけど、ちゃんと愛がある。俳優としても男としても、大切なことをいっぱい教わりました。深作欣二監督とは、彼の初監督作に主演して以来の仲で、その後も私の転機となる作品をいくつも監督されました。いわば、千葉真一を作

ひたむきにすべてを引き受ける男らしい姿勢に憧れる。

 師匠の立川談笑は、ほとんど怒ることがありません。前座修業の際も怒られたことは一度もありませんでした。「自分にとって不都合なことが起きた時、どれだけ紳士的に振る舞えるか」という心がけを師匠が大事にされていることは後で知りました。バカリズムさんはテレビ番組に多数出演されていて多忙にもかかわらず、定期的な単独ライブを継続されているところや毎回新しい切り口のネタを発明され続けているストイックさに憧れます

挑戦することをやめてしまったら、それは男じゃない。信頼と尊敬。共鳴し合う高い志が、男たちの道を切り開く。

 男とは愛する者のため、外に狩りに出ていく生き物。その根本は昔も今も変わらないはず。チャレンジスピリットを持ち続け、新たな道を開拓し、後輩者たちに道を切り開くのも男の役割だと思っています。僕はそういう尊敬すべき先輩たちの背中を見続けてきました。その一人が藤巻幸夫兄貴。彼との出会いは伊勢丹入社1年目、日本代表としてラグビー・ワールドカップに出場した時。ヒースロー空港で「お〜い、吉田君!」と大声で呼び

どうするべきか迷った時は、成功を収めた経済人の行動を思い浮かべる。

 ミッキーマウスなど数々のキャラクターを生み出し、映画でもテーマパークでも大成功を収め、富も名声も手に入れたウォルト・ディズニーですが、往生際が悪かった。やりたいことが彼の頭には無数にあり、最後の最後まで死にたくないと、周囲に八つ当たりをする。功成り名を遂げた人が「やり残したことはない」と言うよりも、子供のように駄々をこねながら生涯に幕を下ろす。そんなウォルトの貪欲な姿勢に憧れます。まったく正反対

ストイックさとコミカルが同居、タフでやさしい男たち。

 撮影現場で気に食わないところがあれば年上でも年下でも食ってかかる。多少の荒っぽい行動も許されてしまうのは、みんな松田優作の魅力や情熱に打たれたからでしょう。デビュー作ではやる気のないマリファナ好きのチンピラを演じましたが、ジェット・リーの影響でアクションに開眼、海軍特殊部隊とのトレーニングで素晴らしい肉体を作り上げたジェイソン・ステイサムは今最もスーツが似合うアクション俳優。パンクロック創成期よ

他人との距離感、平常心、謙虚、理想のヒーローに必要なもの。

 坂本さんとは、札幌芸術祭の作品制作でご一緒させていただいたのですが、同じ目線でフラットにコラボレーションしてくださったことに感動しました。僕が所属するライゾマティクスのメンバーは、失敗したら活動が終わるというくらいハイリスクなことを淡々と平常心でこなしていく姿にいつもシビれています。父であり、プロのミュージシャンでもある真鍋信一は「良い時が来れば悪い時も来る」ということを身をもって知っている人。

男とは“奥歯”である…⁉異色芸人が明かすその真意とは。

 バッファロー吾郎Aさんは、地蔵のような佇まいの裏に鬼の精神を兼ね備えているところが男らしい。彼の佇まいに憧れ私生活では首に赤い布を巻いて生活しています。昭和最後のアルコール漬け役者の志賀さんは、仕事先に水筒(中身は焼酎)一個で現れ、仕事後の打ち上げで余った焼酎をその水筒に入れて帰っていくさまに、感銘を受けました。哀川さんは無邪気さが肉体と融合しているところに憧れます。フェリーに集まってきたカモメ